パパに聞いた! マタニティライフでの思い出エピソード 「一緒にお寿司を我慢」「料理の腕がオリジナルレシピを考案するまでに上達」
妊娠生活の大変さは、男性にはわかりづらいもの。妻のおなかが大きくなって、初めて子どもが生まれる実感がわいたという人もいます。第一子の妊娠時、パパはどんな気持ちで過ごしていたのでしょうか? 今回は、パパたちにマタニティライフの思い出を語ってもらいました。
家事を全面担当!
●妻に代わり、掃除や料理を私がやりました。家事の大変さに妻の偉大さを感じ、それ以来自分ができることは率先してやっています。(44歳/医療・福祉/専門職)
●元々一人暮らしが長かったので、家事は苦にならなかったが、求める家事のクオリティのギャップを埋めるのに苦労した。洗濯物のたたみ方や、食事のメニュー数など。(42歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
●妻のつわりがひどい時期に掃除や食事作りをしたおかげで、今も家事が苦じゃなくなり、率先してやるようになりました。(33歳/医療・福祉/専門職)
妊娠中はつわりやめまい、貧血など、ママの体調が悪くなることもしばしば。おなかが大きくなってくると身体の動きも制限されて、普段のように動くことができなくなります。
そんな妻を支えて「家事のほとんどを担当した!」という声がたくさん寄せられました。1年近くがんばり続けたことは、とてもいい経験になったようですね。
料理スキルが上がった!
●妊娠中、妻がつわりで苦しんでいる際に自身が家事全般を行っていたのですが、皮肉にもつわりのおかげで料理の腕が向上。オリジナルレシピまで考案し、さまざまな調理が作れるようになりました。当時は仕事と家事全般の両立が大変でしたが、プラスになりましたし、よい思い出です。(45歳/建設・土木/技術職)
●妻が妊娠中のつわりのときに豆苗しか食べられなくなったことがあって、毎日の献立を考えるのに非常に苦労しました。豆苗以外はその日の具合などで食べられる物、食べられない物があったので、いろいろな食材をさまざまな方法で調理するという技術が身につきました。(46歳/小売店/販売職・サービス系)
●食事は私が担当した。おかげでスーパーの物の値段(何が安くて何が高いのか)がわかるようになった。(40歳/医療・福祉/技術職)
家事のなかでも、特に料理に関しての思い出が目立ちました。これまでまったく料理をしたことがなかったパパが、すっかり料理上手・買い物上手に。初めての妊娠時にこれだけできるようになれば、その後も安心! 苦労して身に着けたスキルは一生ものです。
妻のマタニティライフに伴走!
●妊娠中、妻は生魚を避けていたため、お寿司とかを食べたくなっても一緒に我慢していた。出産後にお寿司を食べに行ったときは、とてもおいしく感じたのを覚えている。(31歳/情報・IT/事務系専門職)
●妊娠中は緊急時に備えて、妻と一緒に禁酒していたこと。(30歳/医療・福祉/専門職)
●妻は運動が苦手なのですが、出産には体力が必要とのことで、体力作りのためにウォーキングを一緒にがんばりました。(32歳/医療・福祉/営業職)
妊娠・出産は、女性にしかできない仕事ですが、夫は妻に寄り添ってあげることができます。妻だけに我慢させず、一緒に妊娠期間を乗り越えてくれた夫には感謝しかないですね。
ほかにも逆子体操を一緒にしたり、散歩に付き合ったり、マタニティライフをふたりで楽しんだという声もありました。
深まった夫婦の絆
●それまでは結婚してからも割と好き勝手生きてきて、自分が一番という感覚だった。しかし妻が妊娠して、つわりがひどく食べられるものが限定されたり、あまり動くと気持ち悪くなったりと、自分が助けないと生活がままならない状況に。家族だから助けなければという気持ちが強くなり、妻のためにがんばろうと思うようになった。
今は第二子も生まれ、自分の時間がなくなり大変になったが、がんばっている。第一子妊娠のときがこの気持ちを持つきっかけになったし、家族のために尽くすということの予習にもなっていたと思う。(39歳/医療・福祉/営業職)
●それまでは仕事ばかりで、妻のことをあまりかえりみていませんでした。妊娠をきっかけにメンタルがデリケートになったため、以前より妻を気遣えるようになり、夫婦関係がよくなりました。(44歳/商社・卸/事務系専門職)
●子どもが生まれるとなると、今までと違ってしっかりとライフプランを考えるようになった。節約をしたり、今後の人生設計をお互い話し合うようになったりと、距離が近くなったかなと。(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
妊娠期間は約10ヶ月にも及びます。ずっと順調に過ごせる人ばかりではなく、なかには入院することになったり、精神的に不安定になったりする人もいます。
ここで試されるのが、夫のサポート力。妊娠期間は夫婦の絆を深める大きなチャンスです。いろいろあったからこそ、無事に赤ちゃんが生まれたときの感激もひとしお。
忘れられない出来事
●エコー写真の子どもの寝相と、私の寝相がそっくりだったこと。(40歳/運輸・倉庫 /販売職・サービス系)
●夜中に妻があまりにも痛がるので急いで病院に向かったとき、私はパンツ一枚で家を出たことに気づかず、病院でタオルを借りたこと。(44歳/食品・飲料/自営業)
●妊娠中の大きなおなかを写真に残せてよかったです。(49歳/学校・教育関連/専門職)
妊娠期間中の夫は、ある意味手持ち無沙汰。自分の体調は変わらないので、どんどん変化していく妻を見守りながら、置いてきぼりにされたような気持ちになるかもしれません。
それでも、妻と一緒に健診へ出かけたり、立ち合い出産の勉強をしたり、主体的にマタニティライフを楽しむことはできます。失敗談も含めて、忘れられない思い出ができるといいですね!
まとめ
妻が妊娠中、主体的にマタニティライフに関わろうと奮闘したパパたちのエピソードや、忘れられない思い出をご紹介しました。第一子のマタニティライフは人生で一度きり! ぜひいろいろ学びながら夫婦の絆を強め、楽しい思い出を作ってください。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年7月6日~9日
調査人数:153人(22歳~40代までのパパ)
(マイナビ子育て編集部)