【専門家監修】動作別・場所別収納でうまくいく! ヘアゴム収納のポイント
家の中でも収納に頭を悩ませるアイテムのひとつ、ヘアゴム。たくさんあったはずなのに、気がつけば見つからず、探すのに時間を取られることもしばしば……。朝の忙しい時間に使いたいヘアゴムがすぐに取り出せる収納を目指しましょう!
こんにちは、ライフオーガナイザー®️の門傳(もんでん)奈々です。
家の中でもごちゃつきがちなアイテムのひとつ、ヘアゴム。家族の女性の割合が増えれば増えるほど、ヘアゴムの数も増えるので、整理が大切です。
今回は、ヘアゴムの整理収納の仕方についてお伝えします。
ヘアゴムの整理に大切な3ステップ
ヘアゴムは数が増えると、整理するのが面倒になりがちなアイテムです。数が増えてうまく収納できなくなったヘアゴムには、以下の3ステップで整理収納していきましょう。
ステップ1)ヘアゴムを1ヶ所に全て集める
家の中で点在していたり、収納場所にごちゃっと詰めてあるヘアゴムをまずは1ヶ所に集約します。
想像以上の数のヘアゴムがあったり、なくなってしまったと思い込んでいたものが出てきたりするでしょう。この作業は、数ヶ月ごとにやるとよいでしょう。
ステップ2)ヘアゴムを使用頻度や目的・人別に分ける
ステップ1で集めたヘアゴムを人・使用頻度・使用用途別に分けていきます。
分けていく作業と同時に行いたいのが、古いヘアゴムの処分です。ゴムが伸び切ってしまったもの、切れているものは即処分の対象になります。このタイミングで処分してしまいましょう。
また、極端に使用頻度が低いものは、別の場所に収納したり、洋服とコーディネートして使うヘアゴムの場合は、洋服と一緒にハンガーにかけておくのもよいでしょう。
ステップ3)分けたヘアゴムを収納する
ステップ2で分けたヘアゴムを取り出しやすい場所に収納していきます。この取り出しやすい場所というところがポイントです。子どもの手の届きやすい場所においておけば、子どもが自分で取り出せるのでオススメ。
我が家の場合は、洗面所よりもキッチンの引き出しの方が子どもの手が届きやすいため、キッチンの引き出しにヘアゴムを収納しています。
子どもに触らせたくないヘアゴムがある場合は、子どもの手の届きにくい、少し高めの場所に収納するようにしましょう。
【実例】ヘアゴム収納のアイディア
ヘアゴムの整理が終わって収納場所が決まったら、次に取り出しやすいような収納方法を決めましょう。
以下のような収納方法もあります。参考にしてみてください。
仕切りつきの空き箱に収納する方法
時間をかけずにサッと収納したい方にオススメするのが、小さな仕切りのついた箱や収納ケースに収納する方法。
ただし、ひとつの仕切りにたくさんのヘアゴムを入れると、取り出しにくくなるので注意しましょう。
フックにヘアゴムを掛けて収納する方法
フックなどにヘアゴムをかける収納方法です。洗面所に備えつけのフックがあれば、その場所にかけてもいいでしょう。その際、ヘアゴムを取り出すときにフックが落ちてしまわないよう、工夫する必要があります。
ワイヤーフックを活用してヘアゴムを収納する
扉裏などのスペースを有効活用したい方におすすめの収納方法です。
扉裏にフックを貼り、ワイヤーネットをかけます。ワイヤーネットにフックやカゴなどを設置し、そこにヘアゴムを収納します。
扉がちゃんと閉まるスペースが残っているかどうか、確認するのを忘れずに!
家にあるものでできる! ヘアゴム収納
我が家で使用しているヘアゴムを収納しているアイテムは、「空き箱」です。そんな空き箱の中でもヘアゴム収納におすすめなのが、贈答用クッキーの空き箱です。
数種類のクッキーが入っている空き箱は仕切りがあるので、ヘアゴムの収納にもピッタリです。空き箱の他ほかにも、ジャムなどの空き瓶や牛乳パックなども活用できるでしょう。
まとめ
家の中でごちゃつくことが多いアイテムは、細かい雑貨が中心です。ヘアゴムもそんなアイテムのひとつ。ヘアゴムを使う人数や使う場所、タイミングなどによって収納場所や収納方法を柔軟に考えてみましょう。
暮らしの動線に沿った収納で、朝の身支度もぐんと楽になりますよ!