たま耳鼻咽喉科 及川貴生先生|「子供は未来の宝」休診日を設けない、患者さん目線の診療
小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩3分ほどの場所にある、たま耳鼻咽喉科。 多摩区役所にほど近い中心地にある及川貴生先生が院長を務めるクリニックです。 今回は、院長の及川貴生先生にクリニックの特徴や、日々の診療で心がけていることなどについて伺いました。
患者さんを待たせないことを重視したクリニック
患者さんの時間を大切に、待ち時間の短縮に力を入れている及川先生。
クリニックでは、休診日を設けず混雑緩和の工夫もされています。
休診日のないクリニック
当院は、祝日を除いて休診日のないクリニックです。土曜日と日曜日の午前中も診察を受け付けているんです。病院が混んでしまう土曜日や月曜日、金曜日は2診体制を取っています。待ち時間の短縮を強く意識していますね。
診療内容に関しても、耳鼻咽喉科の中でやれることは全部やっていると自負しています。
基本理念を元にした病院づくり
病院の基本理念には「安心・安全で良質な医療を提供する」「患者様と真っ直ぐに向き合う」などの基本的な部分から「次世代につながる医療・研究の実践」「信頼できる医療連携の強みを活かす」などがあります。
川崎市立多摩病院や聖マリアンナ医科大学病院は、母校の関連病院なので快く入院・手術症例を受け入れてもらっています。基本理念をもとに、地域医療に貢献できる病院づくりに努めています。
感謝されることよりも喜んでくれる姿にやりがいを感じる
及川先生は、ご自身のお子さんが生まれてから、子供への思いが変化したそうです。
クリニックでは、お子さんも保護者の方も安心して来院できるよう、さまざまな対策が行われています。
お子さんの元気な姿が「やりがい」
医療従事者は患者さんから感謝の気持ちを伝えていただく機会が多く、治療を行うことで健康の変化も見えやすいため、日々やりがいを感じています。
中でも、元気になったのを喜んでいる患者さんを見ると、とても嬉しいですね。お子さんは風邪の症状で受診することが多いので、回復具合がわかりやすく、ぐったりしていた子が元どおり元気に遊ぶ姿や、安心する親御さんにお会いできると、医師になってよかったなと思います。
育てることで学ぶこと
小児へのケアでは、自分が子育てを経験して改めて気付かされることが多くあり、勉強させられました。お子さんの患者さんへの向き合い方や関わり方が、変化してきたと思います。
また、自分の子供だけでなく、医療者として人材を育てることにも注力しているので、一人前になって活躍する姿を見ると感慨もひとしおですね。
コロナ禍における感染リスクへの配慮
新型コロナが流行っている中でも、耳鼻科という診療科でも高い水準の感染対策はとても重要だと考えており、ガウン/手袋の消毒やセパレーションなど、流行初期から今まで徹底して取り組んでいます。
未来の宝である子供のためにできることを
多くのお子さんの患者さんがいらっしゃいますが、開院したときにはまだ本当に小さかったお子さんが、もう小学生や中学生になっているのを見るのは感慨深いですね。泣いてばかりだったお子さんが、挨拶をしてくれたり、思春期を迎えたりと感無量な体験です。
成長した姿に、こちらが緊張してしまうこともありますね。長く続けられているからこそ見られる患者さんの変化なので、とてもありがたいなと思います。
子供は未来の宝
自分に子供が生まれてから、お子さんへの思いや接し方が変化しました。より可愛く思えますし、日々勉強になることばかりです。子供は「未来の宝」だと思っています。
子供を育てている人はもちろん、そうでない方も、誰もがそう思っているでしょう。子供のために、クリニックに協力できることは何でもしていきたいです。未来の宝を一緒に育てていきましょう。
たま耳鼻咽喉科
■電話番号:044-930-3387
■診療時間:
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30-12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ☆ | ☆ |
15:00-18:30 | ● | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
☆土・日の午前診療は9:30〜12:30
■休診日:祝祭日
■HP:https://tamajibi.jp/
■アクセス
・小田急線「向ヶ丘遊園駅」徒歩3分、「登戸駅」徒歩8分
・駐車場あり(詳しくはこちら)
(取材・文:株式会社メディコレ)