
【4児の母が実践】ゲーム感覚の「インデックス大掃除」! 大掃除に家族を巻き込む方法
「大掃除ってみんなでするものでしょ!」と家族に言いたくなったら、ゲーム感覚で家族を巻き込む大掃除を試してみませんか? 用意するものは「ふせん」と「ペン」、そして「ご褒美」だけ! 今回は、ひとりで大掃除を抱え込まない「インデックス大掃除」についてご紹介します。
こんにちは。4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®の中矢くみこです。
一年を締めくくって気持ちよく新年を迎えるために、大掃除は家族みんなでやって欲しい……と思うのは私だけでしょうか?「掃除手伝ってよ!」と言っても、何をしたらいいかわからず、イチから指示待ちの家族に、なんだかモヤっとしたり……。
パソコンのリスト化は面倒でできない! そんなタイプのわたしが使うのは「ふせん」。簡単でハードルが下がる、名づけて「インデックス大掃除」についてご紹介します。

「インデックス大掃除」ってなに?
大掃除でやることを「ふせん」に書いていき、インデックスを作ります。
掃除をする場所の壁に該当ふせんを貼っておき、ふせんに書いてある掃除が終わったら、それを剥がしていきます。

ゲーム気分を盛り上げてモチベーションをあげるのは、「小さなご褒美」と「大きなご褒美」。この2つで、家族みんながご褒美に向けてやる気になれるのです。
まずはインデックス作り!
まずは、インデックス作りからはじめます。
使うのは、ペンとふせんだけ。手に取りやすいので、思い立ったときや汚れが気になったときに、さっと書くことができます。
隙間時間に少しずつ進められて、パソコンなどでリストを作るより楽に感じます。

私の代わりに手順を教えてくれるインデックスなので、掃除の手順も細かく分けて書くようにしています。家族が順番に掃除を終わらせていく様子をちょっぴり思い浮かべながら。
下の写真は、洗面所のインデックス(一部)。掃除をする場所に立って手順を考えると、書き出しやすくなりますよ。

正直に言うと、手間は感じる作業です……。でもこの手間を惜しまず、細かく書きだすことで、家族が進んで大掃除に取り組んでくれるようになるんです。未来の自分のためのがんばりどころです。
とはいえ、パソコンなどと違い、手書きだと同じものを毎年書く必要がでてきます。そこで、できるだけ翌年にも使いまわせるように、全面強粘着ふせんを使っています。
3年間使えるインデックスに! 全面強粘着ふせん
わが家で使っているふせんは3Mの「ポスト・イット® 全面強粘着ふせん」です。掃除の間、壁に貼っておいても落ちてくることがなく、使い勝手のよさを感じています。

色は黄色以外にも数色展開していて、文房具売り場やホームセンターなどで購入ができます。ふせんとしては少し高価ですが、毎年の手間が省けるので、値段分の価値はありますね。

掃除をしてご褒美ゲット!
ゲーム感覚を盛り上げるために、ご褒美は大切なアイテム。事前に家族で相談して決めておきます。ひとつ掃除が終わったらもらえる「小さなご褒美」は、子どもたち自身のやる気を上げてくれるものを。「大きなご褒美」は家族全員で楽しめるものに。
わが家の「小さなご褒美」の定番はお菓子。「大きなご褒美」は疲れた体を癒してくれる日帰り温泉で、夕食&お風呂が定番です。

掃除が最後まで終わらないと「大きなご褒美」にはありつけません。最後のほうまで嫌な掃除が残っていても「みんなで協力してご褒美の温泉行こう!」と思ってほしい、な~んてズルい(?)私の思いもありましたが、意外と効果がありますよ♪
ちなみに、掃除は多少残ってもご愛嬌にしています。
使ったふせんはクリアファイルに貼りつけて保管
掃除をするたびに剥がすインデックスは、ご褒美のお菓子と交換。お菓子の側に置いてあるクリアファイルに貼ってもらいます。そのまま保管できるので、貼り直しの手間もなし。開きやすいレールファイルは見開きで使えるので便利です。

3年目になると、貼っても剥がれ落ちてくるふせんもでてきます。粘着が弱まったインデックスは新しいふせんに書き写しますが、書いてある内容をそのまま書き写すだけなので、そこまで負担を感じずにできています。
ボロボロになってしまったものも、ひとまずクリアファイルに入れて、捨てずに保管しておくことが、来年の自分を楽にしてあげるポイントとなりますよ。
まとめ
初めて掃除をしてもらうときは、掃除内容を一通り説明したり、子どもに使ってほしくない用具類(洗剤など)をあらかじめ伝えておくと安心です。
「掃除が大好き!」な方にとっては楽しいイベントの大掃除。忙しい……、苦手……と気が重く感じがちな方にとっては、協力してくれる人が増えると、気持ち面でも負担が軽くなります。
大掃除を家族で行いたい方は、ぜひ試してみてくださいね!