面倒な窓のサン掃除、どうする? キレイに仕上げるための3ステップ
大掃除の中でも手間がかかる場所のひとつである、窓のサン。窓の外側だけでなく、意外と部屋側も汚れやほこりがたまっているんですよね。細かな溝も多く、面倒で後回しにしがちな場所ですが、ポイントさえつかめばキレイに仕上げることができます。窓のサン掃除のコツをお伝えします。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
気づくと汚れが溜まってしまう窓のサン。年末の大掃除では、重点的に掃除をする方も多いのではないでしょうか?
しかし、ここの掃除はとにかく面倒! 細かな溝も多く、隙間に汚れが入り込みやすい構造となっているので、つい後まわしにしたくなります。
そんな場所だからこそ、窓のサン掃除はキレイに仕上げるコツをつかむことが重要! 具体的な掃除のポイントをお伝えします。
窓のサン掃除、どう進める?
空気の入れ替えで毎日窓を開閉しているにもかかわらず、窓のサンの掃除頻度は低いという方も多いのではないでしょうか。
家中の窓のサンを一気に掃除しようと思うと、時間と労力がかかってしまいます。そのため、計画的に1ヶ所ずつ掃除していくのがオススメです。
窓のサン掃除に向いているタイミング
私がサンの掃除をする際に気にするのが気候です。
晴れの日かと思いきや、私がおススメするのは雨上がりの薄曇りの日。雨上がりなので湿度が高く、汚れが柔らかくなっていて落としやすいと感じるからです。
窓を開けっぱなしで掃除し、体が冷えてしまうことも多いと思いますので、暖かい部屋も確保しておきましょう。
窓のサンの掃除に必要なものと進め方
では、具体的に窓のサンの掃除には何を準備して、どのように進めていくのがよいのでしょうか。
我が家で使用している窓のサングッズは次のものです。
ハケ
100均で買える刷毛。掃除道具としても大活躍してくれます。
古い歯ブラシ
使わなくなった子ども用の歯ブラシは細い場所を掃除するのに便利。
雑巾(古いタオルもしくは靴下でも○)
古いタオルをカットして作ったウエス(雑巾)や、穴のあいてしまった靴下も細かい場所の掃除に向いています。
窓のサン掃除3ステップ
掃除の進め方は合計3ステップで完成します。
ステップ1:サンのホコリやゴミをかき出す
細かな溝が多く、掃除機などが使いにくいサンの部分には、ホコリやゴミが溜まりやすくなっています。
そこで、ハケを使って掃除すると、簡単に溜まったホコリやゴミをかき出すことができます。ハケがない場合は、古い歯ブラシを使ってもよいでしょう。
ステップ2:汚れを落とす
ステップ1でホコリやゴミを取り除いたら、こびりついている汚れを落としていきます。雨上がりに窓のサン掃除をすると、この汚れを落とす作業が少し楽になるような気がします。
湿気があると汚れも落としやすくなりますが、もし晴れた日に掃除する場合は、水分を含ませた雑巾などで拭き取ったり、古い靴下を手にはめて拭き取るとキレイに落とすことができますよ。
ステップ3:乾拭きして完了!
最後は、ステップ1と2で汚れを落としたサンを乾いた雑巾などできれいに拭いたら掃除は完了です。
【実例】我が家のサン掃除にかかった時間は?
今回私がやったサンの掃除時間は、写真の部分で8分57秒かかりました。これは、掃除用具を準備するところから、実際に掃除をして、掃除道具を片づけるまでを計った時間です。
取り掛かる前に思っていたよりも、短い時間で掃除ができたな♪ というのが時間を測ってみた感想です。
家の中でも「この場所の掃除は面倒だ」と感じる場所はたくさんあります。面倒と思うのは「時間がかかりそう」とか「手間がかかりそう」などの理由があるからではないでしょうか。
このように掃除にどのくらいの時間がかかるかを知っておけば、掃除に対するハードルが低くなりますよ。
市販のグッズでできるサン掃除
ちなみに、ダイソーで見つけたサンの掃除グッズがこちら。ペットボトルにこのブラシをセットして使えば、ペットボトルに入れた水を流しながらブラシで汚れを落とせる道具です。
このように市販のサンの掃除グッズを使っても、効果的に掃除できるでしょう。
まとめ
家の中の掃除でもつい後まわしになってしまう場所のひとつ、窓のサン。年末にキレイにしておきたい場所ですが、掃除をするのが面倒に感じてしまう場所でもありますよね。
しかし、意外と時間はかからないもの。コツさえつかめば、キレイに仕上げるのもあっという間に終わります。一気にやるのは大変なので、今日はこの部屋の窓、明日はこちら、と計画的に進めると、負担も軽くなりますよ。
今回ご紹介した方法が、年末の大掃除に役立つと幸いです。