妊娠後期にキャリーケースを引いて電車で移動。想像以上にしんどくて困っていると、ある男性が……#「ありがとう」を伝えたい
妊娠後期になると、出かける際の移動もなにかと大変ですよね。とくに大きなお腹でキャリーケースを引っ張って歩くのは、想像以上にしんどいもの。今回は、40代女性の方から送られた妊娠中のエピソードをご紹介します。
妊娠後期、キャリーケースでの移動が思った以上にしんどい
妊娠後期に入った頃、電車で里帰りをすることになりました。
長期滞在になるため、着替えや出産準備品など持ち物が多く、キャリーケースに荷物を入れ移動することに。
リュックを背負うよりよいかと思ったのですが、キャリーケースも想像以上にしんどくて……。
引っ張るのに力がいるうえ、階段では持ち上げなければなりません。
また、電車内でもキャリーケースは場所を取ります。
車内の通路にキャリーケースを置くわけにもいかず、私はキャリーケースをドア脇に寄せ、その横にずっと立っていました。
電車で立っている私に、サラリーマンふうの男性が
ドアにもたれかかる形で立っていたものの、妊娠後期の体に長時間立ちっぱなしはやはり響きます。
しかし、キャリーケースから離れて席に座るわけにもいきません。
「駅に着くまでなんとかがんばろう」
そう思っていたとき、30代~40代のサラリーマン風の男性が、席を立ち私に近づいてきました。
その男性は、「どうぞ席に座ってください」と。
ありがたかったものの、荷物があるので……と断ろうとしたところ、男性は、「このバッグは私が見ていますので大丈夫ですよ」と言ってくれたのです。
最後の最後までやさしかった男性に感謝
男性のおかげで、私は目的地の駅まで体を休めることができました。
以前立ちっぱなしで気分が悪くなってしまったこともあるので、男性の心遣いが本当にありがたかったです。
さらにその男性は、私が下車する際、キャリーバッグを電車から降ろしホームの端まで運んでくれました。
その駅は電車とホームの間の隙間が広く、持ち上げなければ降ろすのが難しいことを知っていて手伝ってくれたのだと思います。
最後までやさしく気遣ってくださったあのときの男性に、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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