【無印良品】夏にぴったりの涼やかなバスケット。持続可能な資源「マニラ麻」を使った収納用品3シリーズを数量限定発売
無印良品を展開する良品計画は5月18日および6月15日から、マニラ麻の茎を無駄なく活用したアバカ材のバスケット8アイテム、ルピス材のバスケット2アイテム、バクバク材のバスケット6アイテムを全国の無印良品とネットストアにて数量限定で発売します。
マニラ麻の茎から採れる「アバカ」「ルピス」「バクバク」に着目したバスケット
同社の企業理念は「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた、商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献すること。
ESG(持続可能な世界の実現のため、企業の長期的成長に重要な環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)の3つの観点)のトップランナーとして、誕生から40年間かわらないESG視点にさらに磨きをかけることを目指しています。そのため、資源を無駄なく有効活用したものづくりを進めています。
今回、マニラ麻の茎から採れる3種の繊維「アバカ」「ルピス」「バクバク」に着目し、それぞれの素材の特性を生かした収納用品3シリーズを発売。各素材をバスケットにすることで、1本のマニラ麻を無駄なく使い切っています。
持続可能な資源「マニラ麻」とは
マニラ麻は、主にフィリピン南部が原産の植物で、苗を植え付けてから3年で収穫可能。さらに一度植えると伐採後も切株から芽が成長するので、安定して生育する持続可能な資源です。
茎の各部分がそれぞれ違った繊維の特性を持ち、部位によって色や太さ、名称や使い道も変わります。色は内側から外側に向かい白から黒(褐色)へとだんだん濃くなり、繊維の太さは内側が細く、外側に向かい太くなっていきます。
[アバカ材]
茎の中心に近い部分のアバカは柔軟かつ強靭で水にも強いのが特徴。肌当りも比較的柔らかいため、バッグや帽子などに使用されることも多い素材です。
[ルピス材]
アバカの外側のルピスはナチュラル色で丈夫なのが特徴。アバカに比べて硬いため、バッグや収納ボックスに向いている素材です。アバカやバクバクに比べ1本のマニラ麻から採れる量が少ないため、商品構成としても少なくなっています。
[バクバク材]
マニラ麻の表皮部分のバクバクは繊維が硬くて太く、色が濃いのが特徴。型崩れしにくいため比較的重いものを収納するバスケットや鉢カバーなどに向いている素材です。