「片付いてると感じる家」と「散らかってると感じる家」の違いって何?スッキリしたお部屋にみせる3つのポイント
忙しい日々の中で、部屋をリセットする時間をとるのが難しいときでも大丈夫。3つのコツを押さえるだけで、部屋を雑然とした状態からスッキリとした印象に変えることができます。すぐに取り入れられる3つのコツについてご紹介します。
こんにちは。名古屋在住、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
部屋が雑然としている……そう感じていても、忙しい日々の中では物を見直したり、大々的に片づけをするのは大変です。でも、雑然とした空間にいると、なかなか気分が落ち着かないんですよね。
そんなとき、少しだけ部屋をスッキリ見せることができるコツが3つあるんです。簡単で手軽にできる3つのコツについてご紹介していきます。
1. インテリアの色は3色以内に絞る
部屋を見渡してみると、特に子どもの物はカラフルな物が多いですよね。このカラフルさがごちゃついて見えてしまう要因のひとつです。
そこで、部屋の中のテーマカラーを3色以内になるように決めて、色の整理をしていきます。
たとえば、我が家のキッチンのメインカラーは黒と茶(木の色)の2色。キッチン用品はシルバーのものも多いので、シルバーを足して3色に決めました。
キッチンで出しっぱなしにしたいものは、この3色のどれかを選んで購入することを心がけることで、物が多くてもまとまってみえるのです。
もし、3色に絞るのが難しいときは、似た色同士を近くに集めて置くだけでも色の氾濫が減るので、整理された印象になりますよ。
2. 何も置かない平面を確保する
物が置かれがちな場所といえば、リビングの床、ダイニングテーブルやキッチンカウンターの上。平らで広い場所だからこそ物を置きやすいのですが、面積が広い分、部屋全体を見まわしたときに散らかって見えてしまう原因のひとつになるのです。
何もない状態の広い面があるだけでスッキリした印象に。
どうしても置かれてしまうものは
・1ヶ所に寄せる
・トレーにまとめる
ようにしましょう。
こちらのキッチンカウンターには、子どもたちのカラフルな歯ブラシ、梅の入った瓶、そのほかにも細々としたものが出しっぱなしになっています。ただ、それをひとまとまりに寄せているんです。
何も置かれていない面のほうが広いことで、ごちゃついた印象を軽減できています。
3. 縦横のラインを揃える
物を移動させなくても整って見せる効果があるのは、ラインを揃えること。棚や台の上にトレーやボックスを並べているなら、前のラインを同じ位置に揃えてみるだけでも印象が変わります。
たとえば、こちらはIKEAの「トロファスト」の中にボックスを入れたものです。
こちらのボックスは、手前のラインが凸凹して置かれています。少し雑多な印象のあるボックスも、ラインを前揃えにしてみると……
ちょっとした違いではありますが、スッキリと見えませんか?
さらに、いろいろな種類のボックスを使っているので、少しでもごちゃつき感が抑えられるようにボックスの並べ方も工夫しています。素材、または色が同じボックス同士を隣に並べると、まとまり感を出すことができるのです。
まとめ
散らかった印象のあるお部屋をみると、物を減らせばスッキリするかも? と思われるかもしれませんが、物を減らすにはパワーが必要です。そんなときは、色を減らしたり、点在しているものをまとめておくことで、片づいた印象に近づけることができます。
忙しい日々でも「心地よく暮らしたい」ときのヒントになるとうれしいです。