電車内で大泣きしてしまった2歳の娘。次の駅で降りようと思っていると、男の子が近づいてきて…… #「ありがとう」を伝えたい
電車などの公共交通機関を利用している時に子どもが泣き出してしまうと、周囲の目が気になりますよね……。今回は、娘が電車で泣いてしまった際、同じ車内に乗っていた男の子の行動に助けられたというパパさんのエピソードを紹介します。
電車内でギャン泣き
子どもがまだ2歳の頃、電車やバスに乗るたびに大泣きすることに困り果てていた時期があります。
あまりにも泣くので、移動にはなるべく電車やバスを使わないようにしていたのですが、その日は自家用車が使えず、仕方なく電車に乗ることに……。
移動中、案の定子どもがぐずり始めて、数駅ほど進んだところで大声で泣き出してしまいました。
見知らぬ男の子の変顔
周りの視線が刺さるようで痛く、きっと泣き声を迷惑そうに感じている人はいるだろうと思い、「次の駅でいったん降りよう」と妻に提案したそのとき。
突然、小学校低学年くらいの男の子がこちらに歩み寄ってきて、娘になにやら話しかけてくれたのです。
予想しなかった展開にびっくりしたのか、娘は急に泣き止んで男の子をじっと見つめました。その男の子が変な顔をして笑わせようとしてくれたりもしたおかげでだんだん笑顔になっていき、私たちも驚いて……。
目的の駅に着くまで、まるで友達と話すように
その後も男の子は、目的の駅に着くまで、持っているおもちゃの自慢話や学校の話など、友達と話すようにずっと娘に話しかけてくれていました。
その男の子はお父さんと一緒に電車に乗っていたようですが、父親に言われたわけではなく、自分で判断して娘のところに来てくれたようです。
後にも先にも電車内で娘が泣いている時にあやしてくれたのは、あの男の子だけでした。あの時は本当に助かりました。ありがとう!
====================
※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
エピソード募集中
妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。
あなたのすてきな体験談を教えてください。
投稿フォームはこちら