疲れたときに効果抜群な「癒し」アイデア15選! 仕事・家事・育児に忙しいパパ・ママ201人に聞いてみた
人間関係、仕事、思い通りにいかない子育てなどなど、日常生活には心と体にダメージを与えるストレスがいっぱい。ストレスゲージが満タンになったとき、あなたはどうしていますか? 今回は、働くパパ・ママに「癒し」についてアンケートをおこないました。ぜひ、新しい「癒し」のヒントを発見してください。
ストレスが溜まったときの「癒し」はありますか?
「ストレスが溜まったときの癒しがある」と答えた人は約60%でした。多くの人が、自分なりの癒しアイテムや癒し行動を持っているようです。
自分の感情や体調を整えるための「癒し」を持つことは、「自分自身をコントロールできる」という安心感と自信につながります。癒しがないという約40%の人は、趣味や休息によって無意識に癒し行動をとっているのかもしれませんね。
動物とふれあう
●飼っている犬の毛をもふもふする。(男性/43歳/食品・飲料/自営業)
●飼っている亀とあそぶ。(女性/49歳/商社・卸/事務系専門職)
●動物と触れ合える場所に行き、餌をあげたり触ったりすること。(女性/40歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
人間とは違って裏表がなく、本能にしたがって生きている動物とのふれあいは、心をなごませてくれます。動物の毛を撫でる、抱きしめる、スキンシップをする、といった行為は、幸福感をもたらすホルモン分泌を促し、ストレスの緩和につながるという説もあります。
動物を飼える環境にない人は、猫カフェや動物園、牧場などもオススメです。なかには「競馬場で生き生きとした馬を見ること」というお答えもありましたよ!
子どもと遊ぶ
●子どもにぎゅーっとして癒されています。(女性/37歳/金融・証券/事務系専門職)
●子どもと全力で遊ぶ。(男性/48歳/金融・証券/営業職)
●子どもとテレビゲームをして楽しむ。(女性/49歳/電機/秘書・アシスタント職)
ストレスの原因が「うまくいかない子育て」であったとしても、子どもと遊ぶことはストレス解消のための有効な手段です。
しつけや子どもの教育というプレッシャーから解放されて、子どもと夢中になって遊んでいるうちに、いつの間にか気持ちはスッキリ。自分自身も子どもにかえる貴重な癒しの時間ですね。
子どものほうも、たっぷり遊んでもらって心が満たされます。「またゲーム!」と怒らずに、たまには子どもの目線を共有して遊んでみてもよいのでは。
思い出に浸る
●子どもが赤ちゃんのときの写真を見ること。(男性/39歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
●子どもが赤ちゃんだったころ、一生懸命話している動画を見ます。(女性/36歳/医療・福祉/専門職)
子どもは3歳までに一生分の親孝行をする、といいます。それほど、小さい子どもはかわいいものなんですね。仕事に子育て、家事、親戚づきあいにほとほと疲れたら、子どもの思い出に浸るのもアリです。赤ちゃんだったかわいいころに感じていた気持ちを思い出しましょう。「この子のためならなんでもできる!」と感動したあの瞬間……。海外ドラマで、デスクまわりに家族の写真を飾るのも、こんな心理なのかもしれません。
心を解放する
●なにも考えずぼぉーっとする。(男性/32歳/建設・土木/技術職)
●各地の絶景を検索してただただ眺めている。(男性/49歳/士業/事務系専門職)
●ヘビメタを大音量で聴くこと。(男性/35歳/自動車関連/事務系専門職)
●1人カラオケで練習する。(女性/45歳/飲食業/販売職・サービス系)
心をしめている心配事を追い出し、体をしばりつけている緊張感を解きほぐし、自分を解放する癒しの時間は大切です。
ぼーっとするのが難しい人は、お風呂でリラックスするのもよいでしょう。ほかには、サウナやマッサージに行く、というお答えもありました。音楽もリラックスするためのよい手段です。ひとりカラオケで熱唱! も楽しそうです。
推しを慈しむ
●寝ている子どもの寝顔をみること。(女性/39歳/金融・証券/営業職)
●NETFLIXで韓流ドラマを観る。(女性/44歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
●アニメグッズを見てニヤニヤする。(男性/37歳/小売店/事務系専門職)
子どもの寝顔は「天使の寝顔」とはよく言ったもので、日中忙しすぎてストレスを抱えたとしても、我が子の寝顔に一気に気持ちが和む人も多いのではないでしょうか。
また、いまでは多くの人に認知されている「推し活」も人気です。好きな俳優が出ているドラマを楽しんだり、アニメを見たりすることが癒しになります。
ライブやイベントに行くことは活力源になりますが、ポジティブな行動はちょっとツラい……という人には、「映像を見る」「音声を聞く」という受け身のアクションがちょうどいいでしょう。
まとめ
癒しのスタイルは千差万別。みなさん、自分だけの癒しスタイルを確立しているようです。もちろん「スイーツを食べる」「よく寝る」という王道スタイルもあげられていましたよ。
なんとなくモヤモヤが晴れないときは、散歩などの軽い運動、十分な睡眠、健康的な食生活を心がけてみましょう。遠回りなようですが、体が整うとストレスは軽減されていきます。エネルギーをチャージして明日も元気にいきましょう。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2024年4月9日~10日
調査人数:201人(20代~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)