藤本美貴さんが燃え尽き症候群のママに喝!「学生時代の人生設計をいつまで引きずってんの!?」
三児の母でタレントの藤本美貴さんが、視聴者から寄せられた相談にYouTubeチャンネルで喝。「夢を叶えて無気力になっている」というママさんに、ミキティ流のポジティブな生き方を示しました。
「自分の人生、ここから死ぬまでどうしたいかなっていうことじゃない?」
視聴者からの悩み相談への明快なアドバイスが人気の藤本美貴さん。思い描いていた夢を叶えて「バーンアウト状態」になってしまったという30代の二児ママからの相談に対して、「夢のその先」を語りました。
相談者は学生の頃から人生設計を考え、仕事・結婚・出産など思い描いていた夢をすべて実現。現在は3歳と2歳の年子を育てていますが、怒涛の毎日で疲れ果て、燃え尽き症候群のような状態に陥っているといいます。SNSでキラキラしている人を見るたびに嫉妬のような気持ちになり、ドラマや映画を見て現実逃避ばかりをしてしまうため、喝を入れてほしい……とのこと。
三児の母である藤本さんは、開口一番「燃え尽きすぎじゃない? まだまだここからの方が、人生長いですよ」と喝。「私は毎日怒涛だけど、1人(独身)のときより今の方が『生きてる』って感じするよ。毎日、すっっごい疲れてるから」とコメントしました。
10代でアイドルになり、ずっと忙しく仕事も続けている藤本さんですが、今まで一度も燃え尽き症候群になったことがないそうで、「やりたいことなんて永遠にある」「老後までにいくら貯めようとか、子どもが大きくなったら旦那さんと海外に一緒に行きたいとか、土曜日ママ友を捕まえて遊びたいとか」と、日々の楽しみから大きな目標まで、やりたいことは尽きないよう。
相談者のお子さんは2歳と3歳で手のかかる年齢であることから、藤本さんは大きな目標ではなく身近で叶えやすい目標を作ることをすすめ、「ちょっといい肉を食べる」といったプチ贅沢や、美容室やネイルでの自分磨きを提案。「(そこに)時間とお金を使えるように、まず行動してみる」とアドバイスします。
さらに、「学生時代の人生設計をいつまで引きずってんの!?」と再び相談者に喝を入れ、学生の頃と現在の自分では、状況も思考も「全く別人と言っていいほど違う」と断言。新たな人生プランの構築をすすめます。「自分の人生、ここから死ぬまでどうしたいかなっていうことじゃない?」と問いかけ、「老人ホームに入りたいのか、家族に看取ってもらいたいのか、友達と過ごしたいのか……」など、自身のエンディングについて考えるように諭しました。
たとえば、老人ホームなら入居費用、家族に看取られたいなら自身の足腰を鍛えておくほか、家族と良好な関係を保つことも必要になってくるといい、具体的な人生設計を「逆算で考えてもいいよね」と付け加えてアドバイス。
視聴者からは「潔いアドバイスばかりで聞いていて気持ちいい」と称賛する声や、相談者に共感し「私も産後から燃え尽き症候群に近い感覚がありましたが、エンディングノートのように『やりたいことリスト』を書き出したら、人生にハリが出てきました!」といったコメントなど、さまざまな意見が寄せられています。