呪いの宝石!? 映画「タイタニック」のモデルとも言われる、ホープダイヤモンドの真実 |小さな宝石の本#8
深く美しい青とともに、呪いの伝説をまとうホープダイヤモンド。その背後にある物語とは——?
\美しく、まばゆく、ときに妖しく光る宝石の世界/
国内最大級の宝石専門情報メディアKARATZ(カラッツ)が贈る、宝石の世界。
『小さな宝石の本』(リベラル社)は、各地に伝わる宝石の言い伝えや、偉人が愛した宝石、さらに文学や絵画に登場する宝石など、多方面から宝石を楽しめる1冊です。
今回は、特別な意味を持ち、今もなお世界中の人々を魅了し続ける「伝説の宝石」について、一部抜粋してお届けします。
ホープダイヤモンド
ホープダイヤモンドは、世界最大45・52カラットの希少なダイヤモンド。
推定価値は2億~3億5000万ドルで、世界で3番目に高価なダイヤモンドといわれています。
映画「タイタニック」で主役のローズが着用したネックレス“碧洋のハート”のモデルになっているともいわれています。
大きな特徴は、その鮮やかな色でしょう。見ているだけで吸い込まれそうな深いブルーは、結晶構造に微量のホウ素が加わることによってできたと考えられています。
この珍しい宝石は、インドで発見されたとされ、その後、ヒンドゥー教寺院、フランス王室を経て、さまざまな人の手に渡りました。その過程で、所有者に不幸をもたらすという伝説が生まれ、「呪いのダイヤモンド」として知られるようになったのです。
最後の持ち主は宝石商のハリー・ウインストン。彼の元で10年ほど所有され、その間、世界中の多くの展示会やイベントに陳列された後、アメリカのスミソニアン博物館に寄贈されました。
ホープダイヤモンドは、その美しさと謎めいた歴史から、世界中の人々を、今も魅了し続けています。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『小さな宝石の本』著:小山慶一郎、監修:KARATZ(リベラル社刊)より抜粋・再編集して作成しました。
