「離婚=不幸じゃない」娘にどう説明する? 安藤美姫さんらが明かした“シングルマザーの本音”
2日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)に、シングルマザーとして子どもを育ててきた安藤美姫さん、大島由香里さん、辺見えみりさん、雛形あきこさんが出演。シングルならではの悩みや、前向きに感じていることについて語りました。
「悲しい思いをするなら、100%の愛情を注げる環境のほうが…」
9歳の娘を育てるフリーアナウンサーの大島由香里さんは、2019年に離婚。「私が倒れたら収入面も面倒も見られなくなっちゃうから」と健康第一を掲げ、先日は初めて人間ドックを受診したといいます。現在は平日朝5時~6時半のラジオ生放送に出演しているため、朝3時に起きて家を出発し、7時に帰宅。その後、娘を起こして朝食を準備するという生活を送っています。「朝、子どもとの時間ができると思ったから」と、この時間帯の生放送の仕事を選んだ理由も明かしました。
12歳の娘を育てる辺見えみりさんは、娘が3歳の頃に離婚。「ベビーカーひとつにしても、抱っこしながら畳めるものを選ぶようになった」と振り返り、「学校や習い事など、大事なことを自分ひとりで決断しなきゃいけないのが大変だった」と振り返りました。
雛形あきこさんは2003年に離婚。2013年に再婚していますが、シングル時代は自身も多忙で、元夫や実母の協力を得ながらの子育てだったといいます。深夜まで仕事があっても、「娘とのコミュニケーションが少なくなっちゃうなと思って」朝は一緒にごはんを食べることを大事にしていたそうですが、「(一緒にいる)時間が少ないために叱ることができなかった」とも。叱る役を実母が担ってくれ、自身は「娘のテンションが低いな、どうしたかなってときに私が話を聞く」役割を意識していたといいます。
フィギュアスケーターの安藤美姫さんは、未婚で出産し13歳の長女を育てるシングルマザー。出産後は現役復帰を目指し、母親のサポートを受けながら競技を続けました。「自分が選んだ道だから、『やってないじゃん』って言われないように」と語り、「自分が選んだ道だから、やってないじゃんって絶対に言われないように心がけていたので、海外遠征も全部連れていきましたし、合間に授乳しながら試合に出たこともありました」と、当時を振り返りました。
また、娘の父親については、「(娘が)1歳になる前から父親がいない環境で育っているので、記憶がない。隠すことではないと思うので、小さい頃から話して写真も見せていた」と説明。「会いたかったら、たぶん生きてるから探してあげるよ」と伝えているといいます。
大島さんは「年齢によって説明の濃度を変えている」といい、2~3歳の頃は「パパがいない、ママがいないおうちもある、いろんな形があるんだよ」と説明し、成長に合わせて「ママはこの形のほうが幸せだと思ったから」と伝えるように変化させてきたそうです。大島さん自身、両親は離婚していませんでしたが「円満ではなかったなっていうのをずっと見ていて、離婚する=不幸じゃないっていう考えになった」と告白。「子どものために離婚しない、でもなんかドヨンとしているのが、子どもにあまりいい影響を与えないってのが残ってたから、(自分が)離婚する判断をしたのかもしれない」と明かしました。
辺見さんは自身の両親が離婚して母に育てられており、幼い頃は父親が好きになれなかったそう。しかし大人になってあらためて父と話をしたら、「お互いに悪いところもあってそれが合わなかったんだってのがわかってきて」と気持ちが変化。娘に対しては、「2人ともあなたのこと大好きで愛し合って結婚した。でもお互いが悪くて、一緒にいないほうが幸せ、あなたもそうだし、ケンカを見せなくてすむし」といったことを、送り迎えのドライブがてらよく話したそうです。
また、娘は少し前から「私がお母さんを守らなきゃ」と言い始めるようになったそうで、実は辺見さん自身も子どもの頃に母親に同じようなことを言っていたと回想。次第に母と娘の関係が逆転し、若い頃は「常に母を気にしてあげなきゃ、守らなきゃ」と思ってしまい苦しんだこともあったといいます。自分と同じ思いをしないよう、娘には「ママがあなたを守る、死ぬまで、絶対に」「ママのことは守らなくていい、自由に好きなことやって、ママはいいから」と強い思いを語りました。
番組アンケートでは、シングルマザーの97%が「離婚してよかった」と回答。これに対し安藤さんは、「まだ世の中って、片親にネガティブな印象があると思う。でも、大島さんがおっしゃったように、両親がいたとて、きついものを見てしまう環境って本当に幸せなのかな」と問いかけ、「悲しい思いをするなら、100%の愛情を注げる環境のほうが、子どもは笑顔になれる」と語りました。
辺見さんもまた、「父親がいないから寂しいと思ったことはなかった」とし、「ケンカを見せなくていいことや、自分のペースで仕事ができることも含めて、シングルマザーでよかったと思う」と前向きな思いを明かしました。
(マイナビ子育て編集部)
