- 掲載
- 2026年07月19日 11:25
夏休みの宿題、親はどこまで関わるべき? 小1の家庭学習のポイント|子どもが小1になったら知りたいこと #3
入学したばかりの小学校1年生の親は、家庭学習をどうサポートすればいいのでしょうか。夏休みの課題のサポートについても、現役の小学校の先生に聞きました。
\「小1の壁」を笑顔で乗り越えていくために!/
小学校入学は、子育ての大きな節目。保育園や幼稚園とは環境も生活も大きく変わります。子どもだけでなく、親にとっても心配事が多いタイミング。
書籍『子どもが小1になったら知りたいことが全部のってる本』(佐々木陽子/監修 主婦の友社)は、「学習でつまずきやすいところは?」「長期休みの乗り切り方は?」など、入学後に起こりがちな悩みやトラブルへの対処法など、最新の小学校事情が反映された頼れる一冊です。監修は現役の小学校の先生。そんな本書から、編集部が注目したエピソードを紹介します。
低学年のうちは親のサポートが必須
家庭学習の習慣を身につけ、学ぶ力を育てよう
小学1年生で学ぶ内容は、決して難しくはありませんが、すべての学びの基礎となる大切な部分です。毎日宿題が出されるのは、何度もくり返し復習し、しっかり身につけるため。短時間でも机に向かう習慣をつけることで、自分から学ぶ力の土台が育っていきます。
復習して臨むから、次の授業もよく理解できる。わかるから、楽しい!そんな好循環ができあがると、子どもは「勉強っておもしろい」「自分は勉強ができる子なんだ」という気持ちを積み重ねていけるのです。
親の声かけで勉強モードにスイッチ
低学年のうちは、まだ時間の使い方を自分でコントロールするのは難しいもの。「夕食の前に宿題」など、時間を決めていても思うようにとりかかれない日もあるでしょう。「今日の宿題はなにかな?」「学校で習ったこと、教えてほしいな」など、子どものやる気を引きだす声かけで、勉強モードへの切り替えをサポートしましょう。
宿題を見守るときには、できたことや頑張ったところをしっかり認めて。新たな日課がふえて親も大変ですが、慣れれば親子のコミュニケーションの時間にもなるはずです。
短時間でも“毎日やる”が大事
小1の家庭学習は30分前後がスタンダード
宿題や授業の予習・復習などの自主学習の時間は、30分前後が最多で43%。ついで「60分前後」が23%という結果に。
※2025年8月「@主婦の友」でのネットアンケート
対象:小学生の保護者/有効回答数44人
Point「自分で決める」がモチベーションアップのコツ
毎日決まった時間に宿題タイムを設定すると、習慣化しやすくなります。ただし、親が時間を決めるより、子ども自身がいつやるかを考えることが大切。気分が乗らない日も「自分で決めたから頑張る」と切り替えやすく、習慣化とやる気の両方を後押しします。
ストレスなく学べる環境づくりを
家族の気配が安心感に。子どもの頑張りを見守って
勉強に集中できるかどうかは、環境づくりも大きなカギを握ります。
低学年のうちは、一人で机に向かうよりも、家族の気配を感じながらとり組めるリビング学習がおすすめです。
リビング学習のメリットは、何よりも親の目が届きやすいこと。姿勢や鉛筆の持ち方、書くスピードなども自然に見守れるので、「できたね」「どこか迷ってるところがある?」など、声をかけるタイミングもつかみやすいでしょう。
また、机に向かうハードルが低く、宿題にとりかかるリズムをつくりやすいのも利点。子どもにとっては、わからないことをすぐ聞ける環境も安心感につながります。
10分集中できれば上出来!
1年生が集中できる時間は、10~15分ほどといわれています。長時間続けるよりも、短い時間で「できた!」を積み重ねることが大切です。1年生のうちは、最後まで終わらせることにこだわらなくても大丈夫。集中力がきれているようなら、区切りをつけて休憩したり、「頑張ったね、今日はここまでにしようか」と声をかけたりして、無理をさせないようにしましょう。楽しい時間として定着させることが何よりも大切です。
子どものやる気を環境でサポート
小学生のうちはリビング学習がおすすめ
小学生のうちは、個室で静かに勉強するよりもリビングのほうが集中できるという子が多数派。親が近くにいる安心感が、集中力やモチベーションにつながります。「できたよ」「わからない!」という子どもの声をすぐにキャッチできるので、親にとっても安心!
マイナビ子育て編集部から質問!
Q.読書感想文や絵画、書道などの宿題は、親がどの程度サポートすべきでしょうか?
小学校教師・佐々木陽子先生の回答
せっかくの夏休み、低学年であれば全面的にサポートしてあげてください。読書感想文であれば本選びから一緒に、図書館や書店などに足を運んでみてください。苦手なことも親が一緒に活動することで、楽しくなったり好きになったりします。
自由研究も一緒に考えたり作ったりしてみてください。どんどん関わって一生の思い出にしてほしいです。子どももたくさんサポートしてもらえたことを嬉しく思いますし、親のサポートがしっかりあることで自信がつきますよ。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『子どもが小1になったら知りたいことが全部のってる本』(佐々木陽子/監修 主婦の友社)より抜粋・再編集して作成しました。
