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2022年06月02日 17:43 更新

母子健康手帳(母子手帳)はいつ・どこでもらう? 必要な手続きと流れ

妊娠がわかったら必ずすべきことのひとつが、母子手帳を受けとること。初めての妊娠の場合、いつもらいに行くべきか悩んだり、どこで、どうやったらもらえるのかわからなかったりする人は多いはず。母子手帳をもらうべき時期と、必要な持ち物、手続きをご紹介します。

母子手帳はいつもらう?

妊娠がわかって、母子手帳をもらいに行かなきゃいけないけど、いつ行けばいいのか……。

これから、おなかの赤ちゃんと妊婦さん自身に起こる大きな変化に対応し、健やかに過ごすために大切な母子手帳。まずはもらいにいくタイミングを見てみましょう。

母子手帳をもらうタイミングと妊娠週数

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母子手帳をもらいに行くタイミングのめやすとしては「心拍確認」があります。

産婦人科で超音波検査を受け、赤ちゃんの心拍が確認ができたら、母子手帳をもらいに行きましょう。妊娠週数でいうところの、8週ころのことが多いでしょう。家庭で手軽にできる妊娠検査薬の結果だけでなく、医療機関をしっかりと受診して、心拍を確認してもらうことが大事です。

それより早くても母子手帳を受けとることはできますが、妊娠超初期は、とても残念なことながら、流産してしまう可能性も高いもの。ある程度流産のリスクが小さくなってから、母子手帳を発行してもらうのが一般的です。

迷う場合は、「もう母子手帳をもらいに行ってもいいですか?」と医師に確認してみましょう。医療機関の側から「母子手帳をもらっておいてくださいね」と言われることも多いようです。

母子手帳は早めに発行してもらおう

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母子手帳をいつまでに受けとらなくてはいけない、という期限はとくにありません。けれど、厚生労働省は、妊娠11週までに受けとることを推奨しています。

母子手帳を受けとるときに、妊婦健診にかかる費用の一部を助成してもらうために必要な妊婦健康診査受診票ももらえます。早めに受けとって、手元に置いておきたいものです。

また、母子手帳は、妊娠や出産に関わることだけでなく、赤ちゃんの成長記録、予防接種の記録など、ママと赤ちゃんに関するさまざまな情報を記録できる大切なものです。食事について、妊娠中の過ごし方のアドバイスなど、妊婦さんに役に立つ情報もたくさん記載されていて、マタニティライフの心強い味方です。

妊娠が確定したら、できるだけ早めに、母子手帳を発行してもらいに行きましょう。

母子手帳はどこでもらえる?

母子手帳を発行してくれる場所を紹介します。

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母子手帳がもらえる場所

母子手帳は、住民登録をしている市区町村の保健センターや役所で受けとることができます。

自治体によってもらえる場所が異なることがありますので、お住いの市区町村のホームページで確認するか、電話で問い合わせてみましょう。

母子手帳をもらうための持ち物、手続き、所要時間は?

母子手帳を発行してもらうために保健センターや役所に行くと、その場で「妊娠届出書」というものを書くことになります。

妊娠届出書を提出すると、母子手帳を受けとることができます。必要な持ち物がありますので紹介します。

母子手帳発行に必要な持ち物


・顔写真付きの身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・個人番号が確認できるもの(マイナンバーカード、通知カードなど)

このふたつが、母子手帳をもらう際に求められることの多いものです。自治体によっては、必要書類が異なることもありますので、必ず事前に市区町村のホームページで確認するか、電話で問い合わせておきましょう。

母子手帳発行に必要な持ち物リスト

母子手帳発行までの流れは? 所要時間は?

母子手帳を発行してもらいに行くと、ただ手続きをして手帳を受けとるだけでなく、保健師から現在の仕事や家庭の状況についてのヒアリングを受けたり、母子手帳の使い方やプレママサロンのことなど、これからの妊娠生活に役立つ情報を教えてもらったりします。周囲に妊娠していることを知らせるためのマタニティマークがもらえるのも、このタイミング。

所要時間は20~30分程度はかかると思っておきましょう。時間に余裕がある時に行きたいですね。

まとめ

母子手帳は、子どもが生まれる前から記載を始め、7歳になるまで使うことが多いです。その後大人になってからも、予防接種状況の確認などのために見返すことがある、大切なもの。

母子手帳をもらったら、ママ自身と赤ちゃんの健やかな暮らしのために、しっかりと役立てたいものですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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