ママが子どもに「ここは似ないでほしかった!」と感じたエピソード
子どもは身近な大人の真似をするもの。言葉使いや動作など、よくも悪くも「自分や夫に似てる」とハッとさせられることあるでしょう。今回は「自分や夫に似ないでほしかったこと」についてアンケート調査を実施しました。
我が子を見ていて、「あー、ここは(自分または夫に)似ないでほしかった……」と思ったことはありますか?
親子なので似るのは当然のことですが、夫のイヤなところや、自分がコンプレックスだと感じているところは「できれば似ないでほしいな~」と思ったことがあるママも多いのではないでしょうか。
実際に、今回のアンケート結果では「自分や夫に似ないでほしかったことがあるか」という質問に対し、「はい」と答えたママは59%で、半数を超える結果となりました。
では、似ないでほしかったと思った点は、具体的にどのようなことでしょうか。詳しく見ていきましょう。
一番身近なお手本だからこそ似てしまう……内面部門
1)口癖・言葉づかい
普段、パパ・ママが何気なく発している言葉を真似する子ども。おそらくパパ・ママ本人たちも気がつかないうちに、一日に何回も言ってしまっているのかもしれません。疲れたときにため息をつくところは、まるで大人のようです。
頭が柔らかく、なんでもすぐに吸収する子どもたちは、インパクトのある言葉も言ったそばからすぐに覚えてしまうもの。汚い言葉や人を馬鹿にするような言葉遣いは、子どもの前では止めたいものです。
2)頑固な性格
「うわ、頑固……自分に(夫に)似てる……」と思ったことがあると答えたママが多数いました。よく言えば"芯が通っている性格"ですが、なかなか考え曲げなかったり、行動を改めなかったりすると社会では過ごしにくくなってしまいますよね。
しかし、保育園や幼稚園、学校に通うようになると、他者と足並みをそろえることを学んでいくもの。案外、外ではうまくやっているのかもしれませんよ。
3)短気
怒りスイッチの入るタイミングが似ているのでしょう。プンプンしている子どもを見て、ママやパパも反省し、次からはできるだけグッとこらえるようにしましょう。
4)金銭感覚
お金をケチる子どももいれば、浪費しがちな子どももいるようです。やはりどうしてもママやパパと生活しているので、金銭感覚も似るもの。一般的な家庭の金銭感覚とかけ離れていなければいいですが、目に余るときは両親ともに見直したほうがいいでしょう。
5)運動神経
運動が嫌いだったり、苦手だったりする子どももいます。しかし子どものなかには、運動神経が悪くても、運動が好きで進んでやりたがる子どももいるので、たとえ上手ではなくても褒めてあげてくださいね。好きこそものの上手なれ! です。
遺伝子の力を実感……外見部門
1)顔・顔まわり
ズバリ「顔・顔まわりが似ないでほしかった」と答えたママもいました。ママやパパの顔に似るのは当然といえば当然のこと。でも、ママが思っているほど子どもはマイナスにとらえていないものですよ。むしろママが自信を持って!
2)髪質
ママやパパに似た髪質の子どもが、髪の毛のことで悩むのは切ないですね。くせ毛や色素が薄い髪色に至っては、いまだに「地毛証明書」なるものを提出しなければならない学校もあるようです。
ひどいくせ毛や若白髪などもケアが大変ですよね。場合によっては、美容室代で家計に負担がかかることも……。でも、自分が髪質で悩んだ分、そこはぜひ子どもの心に寄り添ってケア方法を教えてあげてくださいね。
3)体形
「くまさん体形でかわいい~」と言えるのは幼少期だけでしょうか。年ごろになってくると、体形のことでまわりから嫌なことを言われることもあるため、否が応でも気にしだすケースも……。子どもがどうにか体型を変えようと努力していたら、成長に影響のない行動かどうか見守りつつ、応援してあげられる親でいたいものですね。
まとめ
かわいくて仕方のない我が子だからこそ、「私に(夫に)似ないでほしかったな」と思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、遺伝子のスゴさを実感しつつ、親として・経験者として子どもの短所や悩みに寄り添っていければいいですね。そうすれば、短所は個性に、コンプレックスは自信に変えてあげることができるのかもしれません。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年11月2日~12月1日
調査人数:109人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)
