【やめてラクチン時短レシピ】ころもをのせるだけで完成! 中華風カツレツ『やめレシピ』#4
手間がかかる下ごしらえも、調理と味つけも、全部やめて大丈夫! 工夫を凝らした『やめテク』で楽しくおいしい料理が作れます。近藤幸子さん『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)より、ママも子どもも喜ぶ時短メニューを抜粋して紹介します。
今回のレシピのやめテク!
フライは揚げない。なんちゃってでOK
ころもをのせるだけ中華風カツレツ
ころもはつけずにたっぷりのせるだけなのに、ちゃんとカツを食べている気分になるから不思議。
パン粉は炒めすぎると焦げくさくなるので、薄く色づく程度でOK。
材料(2人分)
豚ロースとんかつ用肉…2枚(200g)
A にんにくのみじん切り…1/2片分
A パン粉…大さじ6
A ごま油…小さじ2
A 黒いりごま…小さじ1
A 塩小さじ…1/4
・塩…小さじ1/4
・油…小さじ1
作り方
① カリカリパン粉を作る
フライパンにAを入れてよく混ぜる。
中火にかけ、全体が薄く色づくまで3~4分炒めて取り出す。
② 肉に下味をつけて焼く
フライパンに豚肉を入れ、キッチンばさみで数か所筋切りをする。
塩をふり、油を加えて中火にかける。
少し焼き色がつく程度に3分ほど焼き、上下を返してさらに2~3分焼く。
③ 盛りつける
食べやすい大きさに切って器に盛り、①をかける。
POINT
ころもに七味唐辛子や山椒を混ぜると風味アップ。
(近藤幸子・著『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
書籍『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』について
「料理研究家だって、おうちごはんくらいラクしたいんです!」
だから最小限の手間でささっと作れて、家族が喜ぶ、私も嬉しいムダなしレシピが出来ました!!
酒・みりん→不要
肉だねつくりにボウル→不要
水溶き片栗粉→不当
揚げものの温度管理→不要
下味つけにバットやボウル→不要
下ゆでに鍋→不要
etc.
料理における“当たり前”と思っていたことを、あれもこれもやめてみたら、料理はこんなにラクでした!
教科書通り丁寧に作らなくても大丈夫。手抜きでも、ズボラでもなく、ムダな手間をやめれば、料理は驚くほど楽しくなります。
手はかけてなくても、ちゃんとおいしい、近藤流シンプルごはんの奥義です。
近藤幸子さんのプロフィール
料理研究家、管理栄養士。仙台の料理学校でアシスタント、講師を務めた後、独立。
現在は楽しみながら作る料理教室「おいしい週末」を主宰。2児の母でもある。