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2023年03月27日 11:55 更新

「子育てから逃げたい」「 産後うつのような状態」約5割のママが産後半年以内に育児不安やストレスを感じていたことが明らかに

ニューウェルブランズ・ジャパンは3月23日、産後6ヶ月~2年の第一子がいるママ729名を対象に実施した「『産後うつのような状態』に関する調査」の結果を発表しました。

赤ちゃんに対するストレス1位は「言うことをきいてくれない」

始めに、産後半年の間に「産後うつ」のような深刻な育児不安の状態になったことがあるか尋ねたところ、48%が「『産後うつ』と思う状態になったことがあった」(15%)、「『産後うつ』まではいかないが、子育てから逃げたいと思ったことがあった」(33%)と回答しています。

産後半年の間に「産後うつのような状態」になったことがありますか?(N=729、SA)

さらに、「産後うつのような状態」などを引き起こす一因とも考えられる育児のストレスについて聞くと、30.1%が「赤ちゃんの世話が思うようにできない」、45.6%が「子育ての責任や重圧」と回答し、赤ちゃんに関するストレスを多くの人が感じていることがわかりました(有効回答数717、 MA)。

赤ちゃんのどのようなことに対してストレスを感じるか尋ねると、54.6%が「言うことをきいてくれないこと」と答えました。49.1%は「気持ちや言葉が通じない(何を求めているのかわからない)」、48.6%は「自己主張やかんしゃくを起こすこと」と答えています。

赤ちゃんのどのようなことに対してストレスを感じますか(N=216、MA)

現在感じている育児や赤ちゃんに対する気持ちと、妊娠中の持っていたイメージとでギャップがどの程度あるか聞いてみると、50%が「とてもギャップがある」(14%)、「ややギャップがある」(35%)と回答しました。「まったくギャップはない」と答えた人は、わずか2%となっています。

現在と妊娠中の育児に関するイメージのギャップについて(N=729、SA)

どのようなことに対してギャップを感じるか聞くと、「実際の育児の大変さ」(78.6%)という回答が最も多くなりました。また、「赤ちゃんの性格や気質について」(45.2%)、「赤ちゃんの成長や発達について」(40.3%)など、赤ちゃん自身への理解が、産前と産後ではイメージが異なるという回答も目立っています。

このことから、同社では「『思っていたのと違う』という育児ギャップが育児不安やストレスを増長しているとも考えられる」と分析しています。

どのようなことに対してギャップを感じますか?(N=365、MA)

産後の今、自由回答で「プレママ時代の自分に伝えたい言葉」を答えてもらったところ、「育児は想像以上に大変だよ」「自分時間はほとんどない」「寝る時間が少なくなる」や「夫の協力がもっと欲しい」という内容が多くみられました。

実経験から来る自分へのアドバイスとしては、「今のうちにやりたいことをすませて」「育児に関する勉強・準備をしておいて」など、「こうしておけばよかった」という経験からの具体的な言葉が目立っています。

同社では、2023年3月23日から、生まれてから子育てに悩まないために知っておきたい、赤ちゃんの特性について情報発信する新コンテンツ『赤ちゃん Manabiya』をオープン。同社独自の「赤ちゃん医学」の知見に基づいて、さまざまな信頼性の高い情報を提供します。

赤ちゃん Manabiya
https://www.aprica.jp/manabiya/

調査概要

調査名:「産後うつのような状態」に関する調査
調査対象:18~49 歳、産後 6ヶ月~2年の第一子がいる女性729名
調査期間:2022年12月
調査方法:インターネット調査

ニューウェルブランズ・ジャパン
http://newellbrands.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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