【夏休みランチに!】レンチン調理で完了♪ 手早く作れる簡単ごはんものレシピ5選
子どもの長期休暇で悩んでしまうのがお昼ご飯! 特に夏休みは暑い時期ですし、さっと作れるものがいいですよね。休日のランチや忙しい日などにも使える、パパっと作れるのに栄養もボリュームもあるレンチンメニューをピックアップしました。食べるのも片づけもラクちんな、おかずも兼ねちゃうごはんものレシピをご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
長い休みが始まると、悩むのがお昼ごはん。「お腹が空いた~!」の声が聞こえてきて、「えぇ? もうそんな時間!?」と焦ったりすることはありませんか?
我が家の子ども達が小さいころは、夏休みになると憂鬱だったのが「今日のお昼ごはんはなに?」という言葉でした。しかもこれを言い出すのが10時とか。まだまだ家事でバタバタしている時間帯に聞かれるので、お昼の心配をするのは早いでしょ~! と思ったものです。
とは言え、お腹が空いてからだとあまり待ってはくれません。お腹が空くと機嫌も悪くなったりするので、できれば短時間にパパっと作れるとイイですよね。特に夏休みの暑い時期は、料理するのも大変。火を使わずに加熱できるレンチンメニューで上手に手間も時間も短縮できると◎。
今回は手間が省けるよう、おかずも兼ねるようなごはんものをピックアップしました。食べやすく、片づけもラクになるので、休日のランチメニューにも取り入れてみてくださいね♪
レンチン調理に使う道具
電子レンジでの加熱には耐熱ガラス製の容器や皿、ボウル、シリコーン製のもの、耐熱温度が高めのプラスチック容器などが活用できます。ほかにも加熱料理で使えるポリ袋や陶磁器なども使えますが、長時間の電子レンジでの調理はNGのものもあるので気をつけましょう。
加熱時以外にもそのまま混ぜたり、食器として使えたりすれば、洗い物も最小限になるので、トータルで考えても時短できます。
パリッと焼くような食感は出すのが難しいですが、使う油をカットできて水や調味料も最小限。ラップや蓋を被せて効率よく熱を加えたり、水分を飛ばしたい場合はなにもかけずに加熱したり、仕上がりに合わせて調整はできます。100均で入手できるものも多いので、使いやすいもので調理してみてください。
レンチン調理で作れるごはんものレシピ5選
タコライス
タコスの具材をごはんの上にかけるタコライス。タコミートをレンチンで作れば、あとは切ったりちぎったりするだけ。簡単なのに、野菜もお肉も摂れる優秀メニューです。1人分でも大人数分でも作りやすいので、休日に人が集まるようなランチにもオススメ。
材料(2人分)
・ひき肉……200g
・チーズ……40g
・トマト……1/2個
・レタス……2~3枚
・タコシーズニングミックス……大さじ1
・水……大さじ1
・ごはん……茶碗2~3杯分
※挽き肉は牛、豚、合挽きでもお好みのものでOK。
タコミートの味つけは、ケチャップやソースなどで味つけするレシピも見かけますが、やっぱりタコシーズニングミックスが簡単でおいしいです。辛さはほぼ感じないので、子どもでも食べられます。
一般のスーパーでもときどき見かける程度ですが、カルディでは常時販売されています。コストコでは半値近い値段で購入できますが、残念ながら定番商品ではありません。
もしスパイスを使って自分で味つけするなら、チリパウダーをメインにほかのスパイスを足してみてください。
タコミートの作り方
① 耐熱ガラスボウルに挽き肉とシーズニングミックスと水を入れて混ぜる。
② ボウルのカーブに添うように広げる。
③ ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで2分加熱。
④ いったん出してよく混ぜ、再度ラップをかけて30秒加熱し、よく混ぜる。
※火がまだ通っていないようなら、10秒ずつ追加加熱してみてください。
レタスは手でちぎり、トマトはサイコロ状に切って、ごはんの上に具材をかけるだけ。タコミート、チーズ、トマト、レタスを準備したら、あとはそれぞれ自分のお皿に、好きな量を盛りつけるセルフサービス形式にすると楽チンです♪
大人の人がパンチのある辛さを加えたいときにはサルサで調整。メーカーや商品によって味や辛さは違うので、好みの味のサルサを見つけてくださいね。
照り焼きチキン丼
香ばしくは焼けませんが、しっとりプリッとした照り焼きが短時間で完成します。ネギも甘く柔らかく、ごはんをモリモリ食べたくなるメニュー。
材料(2人分)
・鶏もも肉……1枚
・ネギ……1本
・にんにく……1片
・ショウガ……1片
・しょう油……大さじ2
・はちみつ……大さじ2
・片栗粉……小さじ1
・水……小さじ2
・海苔……適量
・ごはん……どんぶり2杯分
作り方
① ネギを3cm幅に切り、にんにくとショウガはすりおろす。耐熱皿にしょう油、はちみつ、片栗粉、水と一緒に入れて混ぜる。
② 食べやすい大きさに切った鶏肉も加えて混ぜ、10分ほど置く。
③ 鶏肉の皮部分を下にし、重ならないように広げてふんわりラップをかける。
④ 600Wの電子レンジで3分加熱。
⑤ 調味料をからめながらひっくり返し、再度ラップをかけて2分加熱。
⑥ 5分ほど蒸らす。
※耐熱皿は浅くて大きめのものがオススメです。鶏肉やネギを重ならずに広げられると◎。
※余熱でも火が通ってくるので、必要以上加熱しないようにしてください。蒸らした後全体を混ぜて、まだ火が通ってない場合は追加加熱してみてください。
ご飯に照り焼きをのせたあと、タレをもう少し煮詰めます。今度はラップなしで2~3分加熱し、少しとろみがつくまで水分を飛ばして丼のほうにかけて、海苔をちらしたら完成♪
しっとりやわらかに仕上げるコツは加熱時間。鶏肉なのでしっかり火を通さなくてはいけませんが、加熱しすぎると固くなってしまいます。追加加熱は、10秒ずつ様子を見ながら加熱するようにしてください。
辛くないエビチリ丼
ぷりぷりのエビもレンチンで調理可能。冷凍のむきエビを使えばエビチリもあっという間にできちゃいます。子どもでも食べられるように甜面醤を使った辛くない味つけです。
材料(2人分)
・冷凍むきエビ……200g
・ネギ……1本
・にんにく……1片
・ショウガ……1片
・片栗粉……大さじ1
・ごま油……大さじ1
・ケチャップ……大さじ2
・中華スープの素……小さじ1/2
・甜面醤……小さじ1/2
・砂糖……小さじ1
・塩こしょう……適量
・水……大さじ3
・レタス……2~3枚
・ごはん……どんぶり2杯
(スクランブルエッグ)
・卵……2個
・マヨネーズ……大さじ1
・塩こしょう……適量
作り方
① エビを塩水(分量外)に浸けて解凍する。
② 海老の水分をキッチンペーパーで取って耐熱ガラスボウルに入れ、すりおろしたにんにくとショウガ、片栗粉、ごま油、塩こしょうを加えて揉み込む。
③ ネギをみじん切りにし、ケチャップ、中華スープの素、甜面醤、砂糖、水をよく混ぜてからエビにかける。
④ ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで5分加熱。
⑤ 全体のとろみが均一になるよう混ぜる。
※加熱後混ぜている間にも余熱で火が通ってくるので、混ぜてもエビにまだ火が通りきらない場合だけ追加加熱してください。
スクランブルエッグの作り方
① 耐熱容器に材料を入れてよく混ぜる。
② ラップなしで600Wの電子レンジで1分加熱。
③ いったん出して混ぜ、再度20秒追加加熱し、ほぐす。
④ 必要なら10秒ずつ追加で加熱し、お好みの固さになったら完成。
ごはんの上に手でちぎったレタス、スクランブルエッグ、エビチリを乗せて完成。辛さをプラスしたい場合は、豆板醤や食べるラー油を後かけでどうぞ。
卵でマイルドな味になり、レタスのシャキシャキ感もアクセントになりますよ♪
シーフードピラフ
ごはんが余っているときなどに使える、具材をレンチンで下ごしらえしてから混ぜ込む作り方です。
材料(2人分)
・冷凍シーフードミックス……120g
・コーン……40g
・玉ねぎ……1/2個
・にんじん……1/4本
・ニンニク……1片
・パセリ……2~3g
・コンソメ……1/2個
・バター……10g
・塩こしょう……適量
・ごはん……茶碗2杯分
作り方
① シーフードミックスを塩水(分量外)に浸けて解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかり取る。
② 耐熱ガラスボウルにシーフードミックス、みじん切りにした玉ねぎとにんじん、にんにく、コーン、コンソメ、塩こしょうを入れる。
③ ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで3分加熱。
④ いったん出して混ぜてから、ごはんとバターを加えて軽く混ぜる。
⑤ ラップなしで2分加熱。
⑥ 刻んだパセリを加えて混ぜる。
※ごはんが冷たい場合は、あらかじめ温めておいてください。
※具材から水分が出るので、ごはんを混ぜてから加熱するときはラップなしで水分を飛ばします。
意外と具だくさんのピラフになります。
仕上げで混ぜるときにカレー粉を加えれば、カレーピラフにも変身。バターしょう油など和風味もいいですよね。好みで味つけや具材を変えて作ってみて♪
豚と小松菜の中華うま煮丼
ガッツリご飯が食べたくなる中華うま煮をごはんにかけて丼に。加熱を2回に分けて、小松菜はシャキシャキに仕上げました。半熟卵もレンチンでできます。
材料(2人分)
・豚肉……200g
・卵……2個
・玉ねぎ……1/2個
・しめじ……1/2株
・小松菜……2株
・にんにく……1片
・ショウガ……1片
・オイスターソース……大さじ1
・しょう油……大さじ1
・中華スープの素……小さじ1/2
・ごま油……大さじ1
・塩こしょう……適量
・片栗粉……大さじ1
・水……大さじ4
・ごはん……どんぶり2杯
作り方
① 豚肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄く切って耐熱ガラスボウルに入れ、すりおろしたにんにくとショウガ、オイスターソース、しょう油、中華スープの素、ごま油、塩こしょう、片栗粉、水を加えて揉み込む。
② ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで4分加熱。
③ よく混ぜる。
④ 3cm幅に切った小松菜、石づきを落としてほぐしたしめじを上に乗せる。
⑤ 再度ラップをかけて2分加熱。
⑥ 全体をよく混ぜる。
※火が通っていない場合は追加加熱してください。
半熟卵の作り方
① 耐熱容器に卵を割り入れ、水大さじ2をかける。
② 爆発防止のため爪楊枝で3~4ヶ所刺す。
③ 電子レンジ600Wで30~40秒加熱。
※火の通り加減を見て、まだ加熱したい場合は5秒ずつ再加熱して調整してください。
味つけを変えて豚丼やしょうが焼きにしても◎。ごはん代わりに、うどんやラーメンにかけてもイイですよ♪
まとめ
レンチンで簡単手早くできるごはんものは、おかずも兼ねているので、食べるのも片づけもラクちんです。加熱時間は使う容器や電子レンジによっても変わってくるので、様子を見ながら調整してください。
毎日のことなので、適度に手を抜きながら長期休みを乗り切りましょうね!