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2024年02月23日 11:00 更新

【レシピ付き】ポリ袋調理ってこんなにすごい! 料理系人気インスタグラマー・Akkaさんインタビュー①

Instagramで自身のレシピを投稿している、時短料理研究家のAkkaさん。耐熱容器やポリ袋をフル活用する彼女のレシピは「手間も時間もかからないのにおいしい!」と話題に。およそ2年で16.4万人のフォロワーを獲得する人気アカウントとなりました。

そんなAkkaさんですが、もとは料理があまり好きではなかったそう。

今回はそこからどうして料理の道を志すことになったのか、また、ポリ袋調理の魅力はどんなところか、お話を聞きました。最後に、好評発売中の『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)よりAkkaさんのオリジナルレシピも紹介するので、お楽しみに!

※記事内の「ポリ袋」は耐熱・耐冷ポリ袋を指します

Lazy dummy

お話をしてくださった方
Akkaさん(時短料理研究家)

長男の離乳食がきっかけで、料理にハマる!

『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より
『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より

――レシピを発信しているAkkaさんですが、元は料理が苦手だったとか?

Akka はい。とにかくめんどうくさくて、嫌いでした。独身のときはコンビニで済ませることもありましたし、子どもが生まれるまで唐揚げだって揚げたことがなかったんです。

――料理に目覚めたのはいつからでしょう?

Akka 今、6才になる長男の離乳食がきっかけです。初めての子で、生まれたときからとにかくかわいいかわいいって感じで育てていたんですね(笑)。「この子の体が私が選んだ食材や、作ったごはんから作られていくんだ!」と思うと、日々の料理ってとても大事だなぁと意識が変わりました。そこから調味料や食材選びなどにもこだわるようになり、料理にもどんどんハマっていくことに。当時はまったく違う英語関係の仕事をしていた私が「いつか料理の仕事がしたい」と考えるまでになったんです。

そこでちゃんと勉強するため、次男の育休中に調理の専門学校に入学。卒業後は保育園の給食を作る仕事へ転職しました。インスタで発信を始めたのもその頃です。現在はフリーランスの時短料理料理研究家として活動しています。

ポリ袋調理の魅力をもっと多くの人に知ってほしい!

――最初からポリ袋調理に絞って、発信されたそうですね。それはどうしてでしょう?

Akka もともとアイラップが好きでよく使ってたんです。だけど、当時、インスタで検索してもアイラップを活用したレシピはほとんど見かけることがなくて。だから、「こんなに便利なのにもったいない! 多くの人にもっと知ってほしい!」と思って、自分が発信することにしました。

――アイラップを始め、耐熱・耐冷ポリ袋ってどんなところが便利なのですか?

Akka たくさんありすぎて、全部答えるのは難しい…(笑)! 代表的なものをピックアップしますね。

『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より
『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より

Akka まずはそのままレンチンできること。じゃがいもやブロッコリーなどを袋に入れてレンチンできるので、茹でる作業を省けて、お湯を沸かす手間がなくなります。重いお鍋を出さなくていいから、洗いものを減らすことにつながりますね。

そのまま袋の中で調理できるのも大きな魅力です。たとえば、レンチンしたじゃがいもは袋から出すことなく潰せますし、鶏肉の下味なんかも袋の上から手で揉み込めるので、味がしみしみになります。手を何度も洗うって意外とプチストレスになると思うんですが、手が汚れないから、手洗いの回数だって減らせますよ。

そして、何と言ってもこうした小さな積み重ねで時短につながるのは、最大の利点だと思います。加熱時間にほかのこともできますしね。私はそういった時間にささっと洗い物をしたりもしていますよ。

ポリ袋のすごさを感じるポテサラ、子どもに人気の蒸しパン

――Akkaさんのおすすめレシピを2つ紹介していただきたいと思います。まずはとくに人気のレシピを教えてください!

Akka  はい。いちばんおすすめのレシピはポテトサラダです。これはとくにポリ袋のすごさを感じられるレシピなんです。と言うのも、ポテトサラダって普通に作ろうと思ったら、じゃがいもを茹でたり潰したりしないといけない。だいたい30分以上はかかるめんどくさい料理ですよね。だけど、これだったらレンチンして、袋の上からじゃがいもをつぶすので、早ければ10分ほどで完成します。袋の中で味つけも完結するから、洗い物も出ません。さらに味も普通に作ったときと同じレベルでおいしいです!

時短革命♫ゆでないポテトサラダ

『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より
『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より

材料(2人分)
じゃがいも… 3個(300g)
きゅうり…1/2本
玉ねぎ…1/4個
塩…小さじ1/2
ハム… 3 枚
A 酢・砂糖…各小さじ1
マヨネーズ・塩・こしょう…各適量

作り方
①きゅうりと玉ねぎは薄切りにして塩でもみ、水分を絞る。ハムは食べやすい大きさに切る。
② じゃがいもは小さく切ってポリ袋に入れ、耐熱皿にのせて袋の口を折りたたむ。レンチン5分。Aを加え、麺棒で袋の上からじゃがいもを粗く潰す。
③ ②の袋の口を開けて粗熱をとり、①を加える。マヨネーズ、塩、こしょうで好みの味にし、袋の上からもんで混ぜる。

――子どもに人気のレシピはどうでしょう?

Akka うちの子どもたちが好きなクリームチーズ蒸しパンを紹介します。ホットケーキミックスがあればできるし、5分くらいでできるので、我が家では朝ごはんに出すこともありますよ。紹介するのはクリームチーズ入りですが、中をチョコにしたり、ジャムにしたりしてもおすすめです。

ふわふわ♡クリームチーズ蒸しパン

『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より
『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より

材料(2人分)
ホットケーキミックス…100g
クリームチーズ… 4個(65g)
砂糖…大さじ1
A
牛乳…大さじ4
油…大さじ1
卵… 1個

作り方
①ポリ袋にクリームチーズを入れ、耐熱皿にのせて袋の口を折りたたむ。レンチン20秒。取り出し、砂糖を加えてなじませる。
② ①にAを加え、もんで混ぜる。ホットケーキミックスを加え、ダマがなくなるまでよく混ぜる。
③ ②を耐熱皿にのせて袋の口を折りたたむ。レンチン3分半。

どちらのレシピも、工程が少なく、驚くほど簡単ですよね! まさに共働きが多い現代の家庭にぴったり! 気になった皆さん、ぜひ作ってみてくださいね。

(解説:Akka、取材・文/江原めぐみ)

『耐熱容器・ポリ袋をフル活用! Akkaの時短おかず308品』(宝島社)より

耐熱・耐冷ポリ袋や耐熱容器を使った、手間なしレシピを紹介。なんとその数、308品! 主菜も副菜もデザートもこの一冊でOKのボリュームです。

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