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2026年11月08日 10:11

魔法の呪文を解くと言われた宝石「トパーズ」。実は黄色だけじゃないって知ってた?|宝石・ジュエリー図鑑 #7

かつて“黄色の宝石”の代名詞とされたトパーズ。インペリアルからロンドンブルーまで、その奥深い魅力とは?

\「ねえ、これ知ってる?」思わず誰かに話したくなる! /

国内最多級の天然カラーストーンを取り扱うBIZOUX(ビズー)と、科学監修の多摩六都科学館の小田島庸浩氏が贈る、宝石に秘められた物語。

『宝石・ジュエリー図鑑』(日本文芸社)は、美しい写真やかわいいイラストとともに、宝石誕生のひみつや輝き・色のひみつ、さらに宝石にまつわる歴史や文化、伝説まで、宝石の魅力をたっぷり詰め込んだ一冊です。

今回は、明るく華やかな輝きで人気を集める宝石・トパーズの魅力についてお届けします。

黄色系の強いきらめき

トパーズ

宝石・ジュエリー図鑑,日本文芸社
画像提供:BIZOUX

黄色系の宝石の代名詞?

黄色い宝石はすべてトパーズとよばれていた時代もありました。でもトパーズには、ピンク、青、オレンジっぽい黄色など、黄色以外にいろいろな色があります。

トパーズという名前の由来にはいくつかの説があります。ひとつは、エジプト近くの紅海に浮かぶ小島の昔の名前、トパジオスに由来するという説です。

しかし、この島でトパーズがとれたことはなく、とれていたのは、ペリドットでした。科学的な調査ができるようになる前は、ペリドットはトパーズとまちがわれることがあったので、そのことが関係しているのかもしれません。

皇帝の石? インペリアルトパーズ

トパーズのなかでも特にオレンジ、黄色、ピンク色などはインペリアルトパーズとよばれます。

インペリアルトパーズというよび名は、ロシア皇帝に由来するという説があります。

ロシアのウラル山脈がトパーズの主な産地だった当時、トパーズは皇族しかもつことができない宝石だったため、尊敬の気持ちを表すために、インペリアルという名前をつけたといわれています。

また、ブラジルの皇帝が気に入っていたので、インペリアルの名がつけられるようになったという説もあります。

インペリアルトパーズのなかで、赤みのあるオレンジ色のものは、シェリーカラーとよばれます。シェリーは、スペイン南部でつくられるワインのことです。

宝石・ジュエリー図鑑,日本文芸社
インペリアルトパーズ
「インペリアル」は皇帝という意味の言葉です。
画像提供:BIZOUX

紫がかったバラのよう ピンクトパーズ

トパーズのなかでも紫がかったピンク色に輝くピンクトパーズは、落ち着いたピンク色の宝石です。ローズトパーズともよばれ、ピンクダイヤモンドに似ているともいわれています。

石のなかにわずかに混じったクロムという成分が、ピンク色のもとになっています。

ロンドンの空の色 ロンドンブルートパーズ

天然で宝石になるような青いトパーズの原石はほとんど見つからないので、とてもめずらしいといえます。

多くは無色透明のトパーズに処理をして、人工的に青色に変化させたものです。

青いトパーズのなかで、ロンドンブルートパーズとよばれるものがあります。

イギリスのロンドンの少し暗くて深みのあるくもり空の色がイメージされるような、美しい青色です。

宝石・ジュエリー図鑑,日本文芸社
ロンドンブルートパーズ
ブルーだけではなく、いくつもの色が混ざり深みのあるロンドンのくもり空のような色をしています。
画像提供:BIZOUX

\\ 話したくなるネタ //

トパーズが魔法の呪文をとく?

古代エジプトや古代ローマでは、トパーズは太陽神を表すものとされました。

また、ルネッサンス時代のヨーロッパでは、トパーズには魔法の呪文をとく力があり、怒りやネガティブな感情をふり払うことができると考えられていました。

※本記事は、『宝石・ジュエリー図鑑』監修:BIZOUX、科学監修:小田島庸浩(日本文芸社刊)より抜粋・再編集して作成しました。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

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