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掲載
2026年08月30日 07:11

「子どもがお弁当箱を出さない」子育てのイライラあるあるの解決法が目からウロコだった

子どものお弁当作り、親がすべて背負って時間をかけるものと思っていませんか?思い込みをなくせば、ずっと楽にできるかもしれません。

\「子ども=手をかけないといけない」は思い込み!?/

子どもに自立してほしいと願いながら、つい親が手を出してしまう……。
それは全力で子どもの成長の機会を奪っている状態かも。
家事は子どもの7つの力、①克己心、②段取り力、③知的好奇心、④学力の土台、⑤危機管理能力、⑥自己効力感、⑦思いやりを育み、勉強の土台を作るといいます。

6万部突破のベストセラー「戦略的ほったらかし教育」の岩田かおり氏が、共働きの親の家事負担も軽くなる「戦略的ほったらかし」で子どもの学力を伸ばす方法を提案する一冊です。

今回は「『親&お弁当VS子ども』ではなく『お弁当VS親子』にする」「子どもを地道に巻き込み続ける」について、書籍『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋してお届けします。

「親&お弁当VS子ども」ではなく「お弁当VS親子」にする

お弁当箱や水筒を洗いに出す・出さないは親子でバトルになりやすい場面でしょう。
「お弁当箱を出しなさい!何度言ったらわかるの!」
「お弁当箱はお水につけておきなさい。洗う人のことも考えて!」
そんなことを言っていないでしょうか?

確かに、お弁当箱は毎日洗いたいところなのですが、私は出ていなかったら諦めていました。そして、次の「お弁当箱その2」に詰めるのです。「お弁当箱その2」も出てこなかったら、「お弁当箱その3」が登場します。3つのお弁当箱が出てこなかったら、タッパーになります。タッパーはさすがに子どもも持っていくのが恥ずかしいので、「まずい」と思うよう。私も「今日はタッパーやで。そろそろ(カバンの中の弁当箱を)出したほうがいいんじゃない?」くらいの声をかけます。
こうして、お弁当箱を出す・出さないバトルを回避していました。

ちなみに、子どもたちがお弁当箱を水につけていたことはほぼありませんでした。
最初の頃は「水にさらしておいて」と伝えていましたが、人は自分の中での優先度が低いことは延々と後回しにします。私にとっては優先度が高いことでも、子どもにとっては低い。そうなると、覚えていられないんです。

数回同じことを言い続けてもできないのならば、さっさと諦めます。私がイライラしたところで、子どもはできるようにはなりませんからね。

お弁当作りのプロに言ったらとんでもなく怒られそうですが、そもそもお弁当はどせ冷めてしまうのでおいしくなりようがないと私は思っています(笑)。どう考えても、唐揚げは熱々で食べたほうがおいしいし、フルーツは冷えた状態のほうがさっぱり食べられます。
しかも、お弁当は1つの容器に詰め込まれた結果、味が混ざってしまうようなこともあります。
だから、わが家では私も子どもたちもお弁当制度に怒っていました。私も作るのが大変だし、子どもたちは「たいしておいしくないのになんで3年間(場合によっては6年間)もお弁当を食べなければいけないんだ!」と憤慨していたのです。

そこで、私は子どもたちに、「一緒にお弁当期間を乗り切ろう」と言っていました。
多くの家庭では「親&お弁当VS子ども」になっていると思います。しかし、わが家では「お弁当VS親子」だったんです。子どもとは、この期間を一緒に乗り切る仲間でした。
我々の共通の敵は「お弁当」なので、お弁当がいらない日は私だけではなくて、子どもも一緒に拍手をしていました。

もしかしたら、お弁当箱を出さないことを怒ったり「せめて水につけるくらいしなさい!」と言い続けたりするのは、「せっかく作った私に敬意を表してほしい」という思いがあるからかもしれません。
つらい中で頑張っているからこそ、それが尊重されていないように感じて腹が立つのではないでしょうか?
私の作るお弁当といえば、前日の夕飯のおかずをお弁当に必要な分、確保しておいて再利用、冷凍食品をフル活用、隙間は枝豆で埋める、でした。
もちろんお弁当作りが好きな人は思いきり頑張ればいいのですが、苦手な人がお弁当作りに力を注ぎすぎると、どうしても「私は頑張っているのに」という気持ちが湧いてきてしまいます。
運動会でも「朝5時に起きてお弁当を作って、もう大変で……」という声もよく聞いてきました。自分が楽しんでいればいいのですが、本当に大変だったらそこまで時間をかける必要はないと思います。

一定数の方が「時間をかける=愛情」だと思っている節があります。でも、愛情の大きさとかけた時間は、関係ありません。
どんなに短時間でも愛情は注げます。
その思い込みを取り払っていくことは、自分がラクになっていくポイントです。

子どもを地道に巻き込み続ける

教育や健康、美容などは1日で大きな変化が起こるものではないですよね?
家族の家事への巻き込みも同様です。子どももパートナーも、1日、2日で積極的に家事をやるようにはなりませんし、できるようにもなりません。
子どもがやりたくなるように、日々巻き込み続けていくことが大切なのです。
毎日の積み上げによって、気づけばできるようになっています。

料理を手伝わせることは煩わしいことも多いですし、「自分でやったほうが早い」 と思うことは幾度もあります。
「おいおい、鼻水さわった手でそのまま混ぜないでよ」
「おいしく作ったのに盛り付けぐちゃぐちゃ!」
などと、ツッコミたくなることも数えきれません。
でも、子どもの自立や主体性を育てていくという目標に向かっていくためには、そんな日々の積み重ねが大切です。そう思うと、「ちょっと大変だけれど、やらせてみようかな」という気持ちになります。

みなさんはわが子にどんな子どもに育ってほしいと考えているでしょうか?
もし、「自分で生きていく力をつけてほしい」「自立してほしい」「勉強だけでなく、社会性も身につけてほしい」などのビジョンをもっているのだとしたら、毎日の地道な「巻き込み」を続けていってほしいと思います。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育
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※本記事は、『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)より抜粋・再編集して作成しました。

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