育児 育児
掲載
2026年08月28日 16:22
更新
2026年08月28日 17:38

8月なのに…「インフルエンザが全国的流行」厚労省が発表。季節はずれの流行、感染対策は?

「インフルエンザは冬の病気」と思っていませんか? 厚生労働省は8月28日、「全国的にインフルエンザの流行シーズンに入った」と発表。1999年以降では、2009年に次いで2番目に早い流行入りとなりました。

夏休み明けは学校などで人と接する機会が増えるため、家庭内へのウイルスの持ち込みにも注意が必要です。

子どものインフルエンザ、どんな症状が出る?

小児科医の森戸やすみ先生は、インフルエンザについて「38度以上の高熱」に加え、鼻水や咳、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感などを伴うと解説。普通の風邪だと熱があっても元気なことが多い子どもでも、しんどそうにしたり、ぐったりしたりすることが多いといいます。

厚生労働省も、38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどが比較的急速に現れるのがインフルエンザの症状の特徴としています。

ただし、症状の現れ方には個人差があるため、子どもの様子や周囲の流行状況を確認しましょう。

インフルエンザにかかったら?

インフルエンザの治療では、症状や年齢、重症化のリスクに応じて抗インフルエンザ薬が使われることがあります。

日本小児科学会は、幼児や基礎疾患のある子ども、呼吸器症状が強い子どもには抗インフルエンザ薬の使用を勧めていますが、多くは自然に軽快するため、すべての患者には必須ではないとしています。薬の使用は自己判断せず、医師の指示に従ってください。

家庭では、食べられるものを与え、水分をしっかり取らせながら休ませます。呼びかけへの反応がおかしい、けいれんする、意識がぼんやりしている、呼吸が苦しそう、水分が取れないといった場合は、早急に医療機関へ相談してください。子ども(5歳未満の乳幼児に多い)では、まれにインフルエンザ脳症を起こすことがあります。

また、インフルエンザでは薬の服用の有無にかかわらず、異常行動が報告されています。少なくとも発熱から2日間は、玄関や窓の鍵がしっかりかかっているか確認するなど、転落や飛び出しを防ぐ対策を取ってください。そのうえで、子どもをできるだけ一人にしないようにしましょう。

パパ・ママが実践している対策は?

マイナビ子育てが22歳から40代のパパ・ママ109人を対象に実施したアンケートでは、「予防のために家族でしている習慣がある」と答えた人は約54%でした。各家庭では、手洗いや室内環境の整備、睡眠、水分補給など、さまざまな対策を取り入れているようです。

「帰宅したらまずは必ずうがいと手洗いをします。また、生活リズムを整え、毎日同じ時間にお風呂に入れて、同じ時間に寝させるようにしています。」
(男性/41歳/商社・卸/営業職)

「睡眠不足が何よりの敵だと思って、少しでも調子が悪いと感じたらとにかくみんな早く寝る!」
(女性/39歳/学校・教育関連/事務系専門職)

「毎朝家族全員でリビングで10分間、ラジオ体操をして体力を向上させるようにしています。」
(女性/35歳/金融・証券/事務系専門職)

厚生労働省は、インフルエンザを含む急性呼吸器感染症の対策として、手洗い、うがい、マスクの着用、換気などを挙げています。季節はずれの流行だからといって特別な対策が必要なわけではありません。手洗いやうがい、換気といった基本的な感染対策を、家族で無理なく続けることが大切です。

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-