- 掲載
- 2026年08月30日 08:41
思わず親子で夢中に! 滋賀県の「がりばん楽校」で、懐かしのガリ版印刷を体験してきた
子どもがアニメなどをきっかけに何かに興味を持つことってありますよね。今回、とっておき体験部! のゆうままさんのお子さんが興味を持ったのは「ガリ版印刷」。滋賀県にある「がりばん楽校」にて、家族でガリ版印刷体験をした様子をお届けします!
明治時代に普及した「ガリ版印刷」を体験できる!
今回、滋賀県にある「がりばん楽校」というところで、ガリ版印刷体験をしてきました!
なぜ体験することになったかというと、息子が『本好きの下剋上』というアニメを見た際に
「ガリ版って何?」
と興味を持ったから!
とはいえ、「今の時代、できるところなんてないよな……」と思っていたら、夫の実家から車で1時間くらいのところに体験できる施設を発見! しかも、事前に予約ができる施設だったんです。運命を感じて、帰省に合わせて行くことにしました。
車で行きましたが、駐車場はがりばん楽校の道路を挟んだ向かいにあるガリ版伝承館の駐車場を使用しました。
本当はガリ版伝承館も見たかったのですが、残念ながら土日のみの営業のようです。
「ガリ版印刷」とは、1980年代前半頃まで学校や職場で使われていた印刷方法。鉄ヤスリの上にロウ原紙を置いて鉄筆で文字や絵を書くと、原紙には目に見えない小さな穴を開きます。完成した原稿の上からローラーでインクを塗ると、その小さな穴からインクが染み出すことで印刷できるのだそう。ただし、鉄筆で原稿に完全に穴を開けてしまう(破けてしまう)のもダメなので、この力加減がなかなか難しいんです。
なお、古くからある印刷方法といえば活版印刷ですが、こちらは設備投資が大変だし、印刷用の型を作るのに時間がかかるのに対し、ガリ版はロウ原紙と鉄ヤスリ、鉄筆ですぐに印刷用原稿が作れるので、明治中期から広く普及したのだそうです。(担当の方に教えていただきました! 意外と歴史は短い!!)
ガリ版の印刷用原稿づくり&印刷に挑戦!結果は……
このロウを削る作業が無心になれるので楽しく、黙々とガリガリやってしまいます。
好きなイラストで作成できるので自分で持ち込んでもいいし、がりばん楽校でも多くのイラストが用意されているので、それを使ってもOKです。我が家は用意されていたものの中から選びました。
いよいよ印刷です。
ローラーにたっぷりインクをつけて印刷していきました。ちなみにこのインクは服につくと取れないそうなので、要注意です!
そして、できあがったのはコチラ!
1柄1色で、葉書サイズの紙10枚と、トートバッグ1個に印刷ができます。
プロの方になると、版画のように多色刷ができるようになるのだそう!プロの方の絵も飾ってあったのですが、ガリ版で描いたとは信じられないほど、素敵な色合いの絵ばかりでした。
なお、息子は力が弱くてインクムラができてしまい「もっと力を入れて〜」と言われ、夫はにじみが出て「もう少し力を抜いて〜」と言われていました。綺麗に印刷するのも難しい(笑)。
『本好きの下剋上』きっかけの、体験の問い合わせも増えているそうです。何より無心でガリガリと鉄筆で削る作業は、子どもだけでなく大人も夢中になります。親子でめちゃくちゃ楽しんだ体験となりました。
がりばん楽校
滋賀県東近江市蒲生岡本町574番地
(ガリ版伝承館向かい)
営業時間:随時開館(事前申し込み必要)
アクセス:
<電車>
近江鉄道「朝日野」駅下車、北西方向徒歩約20分。
JR琵琶湖線「近江八幡駅」下車、南口より近江バス日野駅方面行き乗車「ガリ版伝承館前」下車すぐ
<車>
名神高速「蒲生スマートインター」より、県道41号を約3.0km南下し、「市子沖」を左折、続いて「市子松井」を右折して約1.7Km
公式サイト:https://gamo-gariban.com/
体験可能人数 1名~15名
ガリ版体験の予約はHPより
(撮影・文:ゆうまま 編集:マイナビ子育て編集部)
マイナビ子育てが運営する会員限定・無料のコミュニティ「とっておき体験部!」は今日も元気に活動中! 親子レポーターに取材後の様子を訊いてみたり、部員同士のリアルな情報交換で盛りあがったり。いっしょに、子どもの<好き>や<体験>について、楽しく考えていきませんか? くわしくは▶こちら
