子育て環境日本一を目指す富山県が産婦人科・小児科オンライン医療相談サービスを県民に無償提供「気軽にスマホから相談して」
富山県の委託を受け、「産婦人科オンライン」及び「小児科オンライン」は、富山県の住民向けサービスとしての提供を開始しました。
Kids Public(東京都千代田区 代表:橋本直也)は富山県(知事:新田八朗)の委託を受け、同社が運営する「産婦人科オンライン」及び「小児科オンライン」を、富山県の住民向けサービスとして提供開始しました。
スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、今後、富山県の住民は安心して妊娠、出産、子育てができる支援が受けられます。
富山県では、新田知事が「ストップ少子化!子育て環境日本一へ!」を公約として掲げ、出産・子育てのしやすい環境整備に力を入れています。次世代を担う子ども達の命と健康を守るため、2021年6月に「富山県小児医療等提供体制検討会」を設置し、医師の働き方改革も含めた小児科医の不足や地域における偏在、少子化の進展などを踏まえた、持続可能な小児医療提供体制のあり方について検討を重ねてきました。
そして、2022年度の取組みの一つとして、育児や仕事をしている子育て世帯などがより気軽に産婦人科医、小児科医、助産師に相談できるよう、オンラインや画像を活用した「顔の見える」医療相談サービスを県民に無償で提供、「産婦人科・小児科オンライン」を導入しました。
オンライン医療相談によって、産婦人科医、小児科医、助産師へ相談できる機会の偏りを減らし、顔の見える専門家にいつでも相談できる安心を提供することで、心身の健康を支えていくとしています。
富山県厚生部医務課の担当者は、「コロナ禍で病院に行きづらいと思っている方、子育てや仕事が忙しく、日中、病院へ行く時間がない方、子どものことで気になることはあるが病院へ行くほどのことなのか迷っている方々に、まずは、気軽にスマホからいつでも相談していただければと思います。また子どもの身体のことだけではなく、こころの悩みについても相談できるので、子育てで悩んでらっしゃる多くの方々に利用していただきたいと思っております」とコメントしています。
また、運営を担当するKids Public代表で小児科医の橋本直也氏は、「都道府県規模の導入の初事例として、富山県様に産婦人科オンライン、小児科オンラインを導入いただきました。コロナ禍もあり、子どもたちの心、保護者の心へのより手厚いケアが求められています。ICTを活用し、産婦人科医、小児科医、助産師を身近にすることで、これまで届かなかった不安、孤立に寄り添うことができると私たちは考えています。県単位の取り組みとして、富山県全域の皆さまへ産婦人科オンライン、小児科オンラインをお届けできること、とても光栄に感じております。しっかりと貢献できるよう、全力を尽くします」とコメントしています。
Kids Publicが提供する遠隔健康医療相談サービス
小児科オンライン:https://syounika.jp/
産婦人科オンライン:https://obstetrics.jp/
Kids Publicが提供する医療メディア
小児科オンラインジャーナル:https://journal.syounika.jp/
産婦人科オンラインジャーナル:https://journal.obstetrics.jp/
(マイナビ子育て編集部)