何ゴミ?「保冷剤」の捨て方&活用方法
夏場には出番の多い保冷剤。ケーキなどお店で要冷蔵商品を買うとついてくることもあり、気づいたら冷凍庫に溜まってしまっていませんか? そんなときは、保冷剤の数を見直して冷凍庫のスペースを確保してみてはいかがでしょう。
こんにちは、ライフオーガナイザー®︎の門傳(もんでん)奈々です。
夏場の食品管理に便利な保冷剤。保冷剤には、サイズが大きいものから小さいものまでありますよね。
そんな保冷剤ですが、お店でもらったものをどんどん冷凍庫に詰め込んでいませんか?
夏に大活躍した保冷剤も、秋冬の季節は出番も少なくなります。そんな保冷剤の出番の少ない秋冬の時期に、その数を見直して冷凍庫をスッキリさせましょう。
そこで今回は、保冷剤の捨て方・活かし方や、リサイクルする方法についてもご紹介します。
絞って整理を! 保冷剤の整理収納のコツ
みなさんは、家の冷凍庫の中に保冷剤が一体いくつあるのか数えてみたことはありますか? 私もこれまでは、感覚的にたくさんあると感じたら処分する……という行動をしていました。
保冷剤はいくつあれば安心なのかは人それぞれ。毎日弁当を持っていく方は、ある程度数があったほうが安心でしょう。
また、季節によっても保冷剤の必要な数は変化します。数や冷凍庫内のスペースを考えて、保冷剤も整理してみましょう。
<実例>我が家の保冷剤整理レポ
夏の間は保冷剤をほとんど処分することなく過ごした我が家。たまに処分したり、リサイクルに持ち込んでいましたが、冷凍庫の中の保冷剤は積み重なっていました。
そこで、保冷剤を全部出してその数を数えてみたら……数は全部で13個! 思ったよりも多いな、というのが第一印象です。
そこで、表面に傷がついたものは処分、リサイクルできるものはリサイクルすることにして、手元に残す保冷剤の数を絞りました。
処分やリサイクルすると決めた保冷剤の数は4個です。
意外と知らない? 保冷剤の捨て方
捨て方がわからないとそのまま家に溜まってしまうことにもつながります。自治体によって区分が異なるので、捨て方がわからないものは調べてみることをオススメします。
日本保冷剤工業会によりますと、保冷剤は簡単にいうとプラスチック素材と水でできているとのこと。印象としては可燃ごみで出せそうですが、埋め立てごみと判断している自治体もあるようなので、居住地の捨て方を確認してから処分しましょう。
ちなみに私の住む区と近隣4つの区は、保冷剤を燃やすゴミとして回収しています。
こんな使い道も! 保冷剤を消臭剤代わりに
保冷剤を消臭剤代わりに
カチカチに凍るタイプの保冷剤の中身は、水分と高吸水性ポリマーです。高吸水性ポリマーを使っている代表的な商品と言えば……そう、紙オムツ! なんと、高吸水性ポリマーには臭いを吸収してくれる効果があるんです。
我が家では生ゴミの臭いが気になるときに、保冷剤の中身を振りかけています。
そのほかにも、瓶に保冷剤の中身を入れてアロマオイルを垂らしてもよいでしょう。トイレや靴箱の消臭剤としても利用できます! 保冷剤をそのまま捨てるのがもったいない……と思う方はお試しください。
なお、同じ保冷剤でも、カチカチに凍らないタイプのものは中身が異なるため、消臭剤として使用することはできません。ご注意ください。
まとめ
一年の中でも特に夏場に数が増えてしまう保冷剤。涼しい季節に整理しておかないと、次の夏にはさらに数が増えることになってしまいます。そのため、タイミングを見て数を絞り、整理しましょう!
捨てるのがもったいない方はリサイクルを活用してみてくださいね。