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2022年12月21日 07:00 更新

掃除が好きな人は部屋がきれいなだけじゃない⁉自分に自信があり幸福感も高い傾向が明らかに

さまざまある家事の中でもとくに面倒だと思うもののひとつが「掃除」ではないでしょうか? 多少、部屋や水回りが汚れていても「まだそんなに汚れていないし」とついつい見て見ぬふりをしてしまっている人もいるかもしれません。しかし、掃除好きな人は掃除嫌いな人と比べて、掃除以外の面でもよい傾向が見られるようです。

掃除好きな人と掃除嫌いな人でどんな違いがある?

株式会社ダスキンが行った「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」を見ると、掃除が好きな人と嫌いな人とでは、掃除の習慣や意識はもちろん、直接掃除とは関係しない面でも、異なる傾向があることが見えてきました。

「掃除が嫌い」な人が65%以上と多数派

調査結果によると、「掃除が嫌い」と回答した人が全体の65.1%となり、「掃除が好き」と答えた人を大きく上回りました。できれば掃除はしたくないと思っている人が世の中にはたくさんいるということです。

では、掃除好きと掃除嫌いを分ける特徴にはどんなものがあるのでしょうか?

まず、掃除好きな人は、できるだけこまめに掃除している、「掃除は簡単なことだ」「掃除は楽しい」と思っている、という特徴が見られました。

一方の掃除嫌いの場合、あまりこまめに掃除しない、「掃除は難しい」「掃除は楽しくない」と思っている、という人が多いようです。

こまめに掃除していると一度の負担が少なくて済むことを考えると、掃除の習慣の違いが「好き」と「嫌い」を分けているのかもしれません。掃除が嫌いでまとめて掃除をしているという人は、一度、こまめに掃除することを試してみるのも1つですね。

「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」より

掃除好きな人はポジティブ思考が強め

掃除好きだと部屋がきれいに保たれ、気持ちよく生活できますよね。興味深いことに、掃除好きの人は幸福感や健康意識などでポジティブな傾向があることもわかりました。

「掃除が好き」と回答した人のうち、6割強の人が「自分はポジティブな性格である」と答えています。また、7割の人が「今の生活に幸せを感じている」とも回答。

さらに掃除好きの人は、健康意識や美容意識が掃除嫌いの人よりも高めでした。特に掃除好きと掃除嫌いで倍以上の差が出たのが「モテ意識」。掃除好きの人は掃除嫌いの人と比べて、自分に自信を持ちやすいようです。また、1ヶ月の洋服代も、掃除好きの人は掃除嫌いの人より約2万円多くなっています。

掃除好きな人は、生活の場を常にきれいに保つことで、心や体も整い、幸福感を感じやすく、ポジティブ思考や自信につながっているのかもしれませんね。

「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」より
「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」より

掃除好きな人は世帯年収が高い?

さらに興味深いのが、掃除好きと掃除嫌いで年収の違いが見られたことです。

掃除嫌いな人の「平均世帯年収」が529万円だったのに対し、掃除好きな人は612万円と、83万円の差がありました。貯蓄額も同様の傾向があり、掃除好きな人の方が平均して55万円の貯蓄が多いという結果となりました。

世帯での収入や貯蓄額は未婚・既婚などでも差が生じるので一概には言えませんが、全体的に「掃除が好き」と回答した人は高収入であることが想像できます。

また、掃除好きな人は掃除嫌いな人と比べて、「自分は金運が良い方だ」と考える割合が3人に1人と高いこともわかりました。

「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」より

まとめ

今回のアンケートによると、「掃除が嫌い」な人が半数以上に上りました。一方、「掃除が好き」な人は、こまめに掃除をすることで一回の負担が少なく、掃除を楽しめていることがうかがえます。また、掃除好きな人の傾向として、精神的にポジティブであることも見えてきました。

掃除は面倒な反面、散らかった部屋を見るのもまたストレスを生むものです。掃除嫌いな人は、一度、掃除の習慣を見直し、こまめに掃除をするように変えてみると、部屋も気持ちもすっきりするかもしれませんね。

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

調査概要

■ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査
調査地域:全国
調査対象:20歳以上の男女
調査時期:2022年1月27日から1月30日まで
有効回答数:4,700サンプル

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