本家歯科医院 本家慶洋先生|歯科治療の見える化を目指して
本家歯科医院は2021年に開院した新しい歯科医院です。JR天満駅、大阪メトロ南森町駅・扇町駅の近くにあり、20~30代の若い患者さんが多く訪れます。今回は、院長を務める本家先生に、歯科医院の雰囲気や診療のモットーについて、お話をお聞きしました。
お口の中の状態を写真撮影
本家歯科医院では、治療中にたくさんの写真撮影をするのが特徴です。治療前後のお口の様子が分かることで、多くの患者さんに喜ばれています。
理解を深めるため、治療経過を写真で見せる
当院では歯科治療中のお口の様子を写真に撮り、患者さんにお見せしています。歯科治療では、虫歯を削ったり、神経を取ったり細かい作業を行いますが、「何をされているのかよく分からない」と感じる患者さんも多いでしょう。
虫歯を削ったときや、詰め物をしたときなど、治療経過のお口の写真をお見せすることで、患者さんも治療内容を理解しやすくなります。患者さんが写真を見て喜ばれると、私自身も嬉しいですね。
個室での歯科治療も可能
歯科医院には個室を1室用意しており、プライバシーにも配慮しています。子どもの患者さんの中には、歯科治療で大泣きしてしまう子もおり、親御さんが周りの患者さんに気後れしてしまうこともありますよね。個室で治療することで、リラックスした治療を受けられます。十分なスペースがあるので、ベビーカーでお越しの患者さんの治療もしていますよ。
子どもがリラックスできるように配慮
歯科医院には子どもの歯の治療のために、子育て世代の親御さんも通院されています。地域では歯に対する意識が高い人が多く、子どもの予防歯科に通われる方も多くいます。
表面麻酔や電動麻酔注射も取り入れる
子どもが落ち着いて治療に臨めるように、笑顔で明るく対応することに努めています。進行した虫歯の治療では、痛みがないよう、局所麻酔をすることもありますが、注射による痛みを和らげるために、事前に表面麻酔を塗ったり、薬液の注入速度を調節できる電動麻酔注射を取り入れたりしています。
虫歯治療の局所麻酔は歯茎に注射を打つので、嫌がる子どもが多いです。しかし、進行した虫歯の治療は、麻酔をしないと痛いのでしないわけにもいきません。局所麻酔を嫌がる子どもの患者さんに「1回だけ試してみよう」と提案し、痛くないように処置しました。その後、同じ子どもの患者さんから「今日も麻酔してね」と言われたことが印象的です。
子どもの虫歯予防にも注力
子どもの患者さんの場合、虫歯治療はもちろんですが、予防歯科にも力を入れています。フッ素塗布や歯の溝を埋めるシーラントをおこなったり、お子さんの生活習慣をお聞きして、アドバイスしていますね。
診療は流れ作業的にするのではなく、一人ひとりの患者さんに合った治療を心がけています。子どもの患者さんは、お菓子が好きな子も多いですが、無理にやめさせるのではなく、「間食が頻回にならないように、ご飯の後に食べよう」と提案することもあります。
子どもだけでなく親御さん自身の歯のケアも意識しましょう
生まれたての赤ちゃんの口には虫歯菌は存在せず、親御さんや周りの人から菌がうつることは、よく知られるようになりました。子どもの歯の健康を気にすることはもちろんですが、子どもに虫歯菌をうつさないためにも、まずは親御さんの歯の健康を守ることが大切です。子育て中はなかなか歯医者へ行きづらいかもしれませんが、早めに治療を受けましょう。
妊娠中の治療は制約も多く、妊娠初期や後期では治療を受けられないこともあります。どうしても治療が必要な場合は安定期中に治療をすませるようにしましょう。治療が可能な時期であっても、麻酔や薬の服用など不安に感じる要素が多くなると思うので、出来れば妊娠する以前に治療を終わらせておくのがいいですね。
本家歯科医院
■電話番号:06-6809-5012
■診療時間:
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30-13:00 | ● | ● | ● | ー | ● | ● | ー |
14:30-19:30 | ● | ● | ● | ー | ● | ☆ | ー |
■休診日:木曜(祝日がある週は診療)、日曜、祝日、医院指定日
☆土曜午後は14:30-17:00
■HP:https://honke-dental.com/
■アクセス
大阪メトロ「扇町」駅・「南森町」駅・JR「天満」駅・「大阪天満宮」駅から徒歩6分
(取材・文:株式会社メディコレ)