【専門家実例つき】キッチンのシンク下、どう収納する? 100均グッズで叶えるスッキリ収納術
ごちゃごちゃしがちなキッチンのシンク下の収納。けれども、よく使うところであればできるだけスッキリ、そして使い勝手のいいように収納したいですよね。今回は我が家の収納実例をもとに、100均グッズを使った収納方法をご紹介していきたいと思います。
こんにちは。昨年断捨離に火がつき、真っ赤な派手派手カラーのおろし器を処分したのですが、「それでないとダメなんだ!」という夫の強い希望もあり、再度ド派手カラーの同じおろし器がAmazonで届きましたankoです。
キッチン用品って、見た目はイマイチだけれど使い勝手はよかったり、その反対で見た目は可愛いのに使いにくい……なんてものも多いですよね(泣)。
我が家ではたまに夫がキッチンに立つこともあるので、私の趣味ではないド派手カラーのキッチン雑貨もちらほら……。
なので、そうしたものはできるだけ見せないところにしまうようにしています(笑)。
キッチンのシンク下の収納は、そのような「見せない収納」にぴったりの場所です。それぞれのご家庭で、間取りやキッチンの形によって収納の中身も違うと思いますが、今回は我が家の収納を例に見ていきたいと思います。
家事動線を考えた収納場所
コンロ&シンク下には……
IHコンロの下の収納には、主に普段使いの食器を。陶器関係のものや落とすと割れてしまうタイプの食器をこちらに入れるようにしています。
地震のことも考え、食器棚よりこちらのほうが安全だろうと考え、こちらに収納することにしました。コンロのすぐ下にあることで、調理後にお皿を取りだしてそのままの流れで盛りつけられるため、家事動線としてもこの位置が我が家には合ってる気がしています。
キッチンのシンクのすぐ下の引き出しには、よく使うボールやザル、そしてちょっとした物をゆでたり、汁物を作るのにもよく使う小鍋などを収納しています。
こうしたものも、たとえばザルであれば水を切ったり洗ったりするのに使うから「シンクで使うもの」ということになりますし、お鍋も一旦水を入れてから火にかけるので、シンクの下から取り出せるのが時短になるというわけです。
上から見渡せるわかりやすい配置
引き出し収納は、引き出しを開けて真上から見た際、どこに何が入っているのかがパッとわかるのが理想的ですよね。
さらに使う頻度の高い低いで分けて収納することで、見た目にもスッキリさせることができます。
たとえば使う頻度が少なく細々としたものは、ごちゃごちゃしがち。目につくと見た目としてはあまり綺麗ではないですよね。
そのような場合、蓋つきのケースを使うことでごちゃごちゃを隠すことができるので、引き出しを開けた際にもスッキリとした印象になります。
また、見え方以外にも、蓋があることによってホコリなどの侵入を防ぐことができるのでオススメです。
ラベルづけで誰が見てもわかりやすく
収納を考える上で大事なのは、その場所を使う人はもちろんですが、一緒に住む家族やパートナーも、どこに何があるのかわかるようにしておくこと。そうしておくと、ちょっと何か取って欲しいときであったり、手伝ってもらう際にも役に立つことが多いです。
私自身も今の家に住み出して10年経つのですが、ついついやってしまうのが「自分さえわかっていれば大丈夫」という考えで収納を決めてしまうということ。
たとえば、自分が病気や怪我で動けないとしましょう。
夫や子どもに何かとってきてとお願いしたくても、どこに何が入っているのかがわからなければ、それを説明するのも面倒ですし、それがちゃんと伝わらずイライラして、喧嘩になってしまうこともよくあったんです(泣)。
ラベルをちゃんとつけて、みんながわかりやすくしておくことで、自分以外の人もそこにちゃんと片づけてくれる、しまってくれるという習慣がつくので、そうした意味でもオススメしたいポイントです。
よく使うものはワンアクションで取れるように
少し話が逸れてしまいましたが……次は使う頻度の少ないものとは逆に、よく使うものの収納に関して見ていきたいと思います。
我が家では、生ゴミを入れるのに小さなナイロン袋を使うことが多いのですが、こちらのセリアのケースにまとめています。
以前はこちらも蓋つきのケースに入れていたのですが、蓋がないタイプのケースに変えたことで、いちいち蓋を開け閉めする手間もなくなり、引き出しを開けてすぐに取り出せるのでラクになりました。
ちょっとしたことではありますが、毎日のことならなおさら、少しの手間も惜しまず時短になるのは有り難いですよね。
崩れないポイントは「仕切り」
最近ではケースの中を仕切れるアイテムなども100均で購入することができますよね。
こうしたアイテムを使うことで、中に入れているものが出し入れの際に倒れないようにすることができたり、パッと上から見た際にも分かりやすいです。
たとえばこうしたシンプルなケースに物を入れる際、仕切りなしで入れると、出し入れの際に物が倒れて「〇〇を出してしまうと収納バランスが崩れる……」なんてことになってしまうわけです。
そうならないためにも、仕切りを使って土台をしっかり作っておくことが大切!
仕切りアイテムを使って簡易的な仕切りを作ってしまうのもひとつですし……
ケースの中にサイズの違うケースを使って仕切り代わりにしてもいいですよね。
まとめ
いかがでしたか? 我が家の実例を交えながらご紹介したので、かなり生活感のすごい部分も写っていましたが……(笑)。
収納の大切さは見た目も大事なことですが、それ以上にそこに住む人、使う人がいかに生活しやすいか、使いやすいかということです。
見せるところは見せながら、隠したい部分は隠す! 私自身もそんなメリハリある収納方法探して、今後も試行錯誤していきたいと思います。