
離乳食の桃はいつから?中期・後期・完了期レシピ【管理栄養士監修】
やさしい味わいと甘い香りで人気の高い桃ですが、赤ちゃんはいつごろから食べられるのでしょうか。離乳食に詳しい管理栄養士が、桃を使う際の注意点などを解説します。魚や肉を使った桃の離乳食レシピもご紹介しますので、一度試してみてくださいね。
桃、赤ちゃんは離乳食でいつから食べていいの?

・初期の調理:果汁にしたり、すりつぶしたりする
・中期の調理:皮と種をとり、小さくきざむ
・後期の調理:皮と種をとり、きざむ
・完了期の調理:皮と種をとり、食べやすい大きさに切る
桃ってどんな果物?


桃の旬は?
桃は、7月~9月頃の夏が旬です。日本では岡山県の「白桃」が桃の元祖、といわれています。
桃の栄養価は?


桃は整腸作用のあるペクチンが豊富に含まれています。たくさん食べるわけではないので、赤ちゃんの便秘に効果がある! というほどではありませんが、ママやパパも一緒に食べると便通がよくなるかもしれませんね。
桃は加熱したほうがいい?
生でも食べられるものですが、むいたり切ったりしている間に、まな板や包丁から雑菌がついてしまうこともあるので、食中毒を予防する点で果物も加熱することがおすすめされています。慣れてきたら、生で一緒に食べるのもよいですね。
生で食べるときは特に、まな板や包丁が清潔かどうかしっかり確認しましょう。
桃の離乳食、よくある疑問


桃の保存は冷蔵庫?
日持ちがあまりしない桃ですが、冷蔵庫で保存すると甘味が落ちてしまうといわれています。常温で、やわらかみを感じたころに早めに食べましょう。
桃の缶詰は離乳食でOK?


皮がむいてあり、そのまま食べられる缶詰は便利ですが、シロップ煮になっているため、赤ちゃんには糖分が心配です。使うのであれば、茹でこぼすなどして、甘味を減らす工夫をしましょう。
赤ちゃんが食べたいだけ食べていい?


果物は甘くておいしいですが、食べすぎもよくありません。東京都幼児向け食事バランスガイドや日本人の食事摂取基準から考えると、完了期で1日の果物の摂取目安量は、桃50gくらいと考えましょう。
桃の離乳食レシピ! 中期・後期・完了期


<離乳中期のレシピ>桃ジュレ
材料
・桃 20g
・水 30cc
・水溶き片栗粉 小さじ1/4(水:片栗粉=1:1)
作り方
① 桃は皮をむいて種をとり、みじん切りにする
② 鍋に①と水と水溶き片栗粉を入れ、加熱する
③ 少しとろみがついたら、冷やす


<離乳後期のレシピ>鯛のソテー桃ソース
材料
・鯛刺身 2切れ
・油 少々
・桃 10g
・水 10㏄
・バター 1g
作り方
① フライパンに油をひき、鯛の刺身の両面を焼く
② 桃は皮をむいて種をとり、粗みじん切りにする
③ ①が焼けたらお皿に取り出し、②と水を入れて桃がやわらかくなるまで煮る
④ ③にバターを落とし、溶けたら、鯛にのせる


<離乳完了期のレシピ>桃の豚肉巻き
材料
・豚の薄切り肉 20g
・桃 20g
・塩 ごく少量
・小麦粉 少々
・油 少々
作り方
① 桃は皮をむいて種をとり、1cmくらいの厚みのくし形に切る
② ①に豚肉を巻き、塩を少しだけふる
③ ②に小麦粉をまぶし、油をしいたフライパンで焼く
④ 焼けたら、食べやすい大きさに切る


まとめ


桃は、そのままで食べたい、甘くておいしい果物ですね。慣れてきたら大人と一緒に生で食べるのも楽しいですが、アレルギー表示推奨品目に指定されているひとつなので、最初は加熱をするメニューにして、量や頻度に注意しながら楽しみたいですね。
(文:木下麗子 先生、監修:川口由美子 先生)
※画像はイメージです
東京都幼児向け食事バランスガイド