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2024年06月20日 11:34 更新

【電車通勤でしんどいこと】3位「臭い」、2位「遅延」、圧倒的多数を占めた1位は?紛らわせるための工夫は「音楽・ラジオ」が人気

AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取ナビ」は、電車通勤をしている男女500人を対象に「電車通勤でしんどいことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。

「通勤電車が混んでいてしんどい」と感じる人も多いのではないでしょうか。混雑した電車に長時間乗っているのは、体力的にも精神的にもしんどいですよね。

そこで行われた今回の調査。どんな結果が得られたでしょうか。

電車通勤でしんどいこと1位は「混雑する」こと

電車通勤でしんどいこと1位は「混雑する」こと
出典: https://albalink.co.jp

電車通勤でしんどいことの圧倒的1位は「混雑する(222人)」。2位「遅延する(98人)」、3位「臭いが気になる(93人)」が続きます。

通勤時間帯の電車は混雑するので、やはり混雑を負担に感じている人が多数。混雑によって「臭い」「座れない」「暑い」などのしんどさも出てきます。

<1位 混雑する>
・満員電車のときにぎゅうぎゅうに詰めさせられたり押されたりすること(20代 女性)
・パーソナルスペースが確保できないほど混んでいると、他人と接触するのでしんどい(30代 女性)
・多くの人々が密集し、できるだけ相手に触れたり体重をかけたりしないように、常に神経と体力をすり減らしています(50代 男性)

朝の通勤電車は混雑することが多く、大きなビジネス街に通じている路線などはとくに混雑します。

ぎゅうぎゅう詰め状態の満員電車に乗る場合、知らない人と密着することが辛い人も多いでしょう。閉塞感でしんどくなる人もいるのではないでしょうか。

自分がストレスを受けるだけではなく、相手にストレスをかけないようにと気をつかうことに疲れる人もいます。

<2位 遅延する>
・他社と直通運転している路線なので、しょっちゅう遅延する(40代 女性)
・人身事故や架線トラブルによる運休や遅延。代替輸送ができない路線なので本当に困ります(50代 男性)
・事故で電車が遅れること。自分の予定が狂ってしまいます(60代以上 男性)

電車では「悪天候」「事故」「急病人発生」「車内のトラブル対応」などによって、遅延が発生します。他の路線と相互乗り入れしている場合には、別路線の影響を受けて遅延することもあり、毎週のように遅延するとうんざりする人も少なくありません。

遅延は乗客自身でコントロールできないので、予期できず、大きなストレスになります。遅延によって大事な商談や会議に間に合わなくなる可能性も。

電車が止まって長時間車内から出られなくなった場合の体調不良やトイレを心配している人もいました。

<3位 臭いが気になる>
・夏になると、臭いが一番気になります(20代 女性)
・弱冷車のなんとも言えない臭いが苦手です(30代 男性)
・香水などいろいろな臭いが混じっている(40代 女性)

電車内には「汗」「香水や柔軟剤」などさまざまな臭いがあります。夏だととくに汗や体臭が気になるでしょうし、夜遅くなると食事会帰りでアルコール臭がする人もいるでしょう。

乗客が多いほど臭いも多くなり、しんどいと感じることが増えそうですね。

住まいを決める際に電車通勤に関して考慮することは「最寄り駅が近い」

住まいを決める際に電車通勤に関して考慮することは「最寄り駅が近い」
出典: https://albalink.co.jp

「住まいを決める際に電車通勤に関して考慮すること」を聞いたところ、もっとも多かった回答は「最寄り駅が近い(112人)」に。いわゆる「駅チカ物件」ですね。

2位「最寄り駅に快速・特急が停車(98人)」、3位「複数路線が使える(82人)」と、最寄り駅のスペックに関する条件も多くの票を集めています。「楽」「効率的」に通勤できる場所で家を探す人が多いとわかります。

<1位 最寄り駅が近い>
・雨の日に遠いと大変だから(20代 女性)
・電車に乗ってからもストレスなのに、電車に乗る前から歩き疲れたくないから(30代 女性)
・駅まで自転車やバスを使うと余計な交通費がかかるので(40代 男性)

引っ越すときには電車通勤のことを考え、「駅チカ」の物件を選ぶ人が多いとわかります。

駅から遠いと歩く時間が増えて大変ですし、トータルの通勤時間も長くなります。雨天時や暑い時期・寒い時期などは、駅までの移動を辛く感じることも増えるでしょう。

また歩けない距離だと「バス移動」「家族に車で送迎してもらう」「自転車移動で駐輪場を契約」といった手間がかかります。

「駅・線路に近すぎると騒音などのデメリットはあるが、駅に近いとやっぱり便利」という声もありました。

<2位 最寄り駅に快速・特急が停車>
・通勤時間が短縮できるから(20代 女性)
・普通電車しか停まらないと乗り換えが面倒だし、電車の本数も少ない(30代 女性)
・早く目的地に到着するから。少しでも早く満員電車の混雑から開放されたい(40代 男性)

快速・特急電車が停車する駅だと、電車の本数が多くなります。また快速に乗れば、勤務地までの所要時間も短くなりますね。

各駅停車しか停まらない駅なら「途中の快速停車駅で乗り換える」という方法もありますが、乗り換えが面倒と感じる人も多いようです。

<3位 複数路線が使える>
・電車が止まっても、違う路線で帰れるからです(30代 女性)
・遅延や運休の際に、他の経路に変更して通勤できるから(40代 男性)
・行き先によって使う路線を変えられるのは便利ですし、事故などでダイヤが乱れても違う経路を使って外出・帰宅できる安心感があるので、複数路線使える駅を選びました(50代 女性)

複数の駅・路線が使えるところに住むと、ひとつの路線が遅延したり運休したりしても、別の路線で通勤できます。とくに、遅延が多い路線をメインで使っている場合には、代替手段があると安心できますね。

いろいろな方向へ移動できることによって、転勤や転職をしても引っ越しせずにすむかもしれません。

電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫1位は「音楽・ラジオを聴く」

電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫1位は「音楽・ラジオを聴く」
出典: https://albalink.co.jp

電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫の1位は「音楽・ラジオを聴く(167人)」でした。2位「本・マンガを読む(79人)」、3位「寝る・目を閉じる(64人)」、4位「ネットサーフィン・SNSチェック(57人)」、4位「動画を見る(49人)」が続きます。

全体的には「スマホを使って何かしている人」「スマホ画面を見ている人」が多くなっています。

ただ「通勤中から画面を見ていると疲れる」という理由で、画面は見ずに音楽だけ流したり、考え事をしたりしている人も。混雑している車内ではスマホを見ていることすら迷惑になるケースもあるので、混雑状況や座れるかどうかによってもやっていることは違うのかもしれませんね。

<1位 音楽・ラジオを聴く>
・スマホで音楽を聴いて辛さを紛らわす(20代 男性)
・イヤホンで好きな音楽を聴くか、お笑い番組・トーク番組などの楽しい話を聞いて、押されることへの苦痛を紛らわしています(30代 女性)
・読書していたが、最近は目の調子が悪いので、ラジオやポッドキャストを聴いていることが多い。乗り換えが多くなったので、読書より連続性があってより良い気がする(50代 男性)

音楽や好きなタレントのトークに没頭することで、通勤電車のしんどさを紛らわせている人が多いとわかります。

また音楽やラジオを聴くために使うデバイスはスマホでしょうが、スマホ画面を見ている必要はありません。目が疲れず、他の人に「混雑しているのにスマホを見ているなんて迷惑」と思われることもありませんね。

音漏れをストレスに感じる人も多いので、周囲に音が漏れていないかには注意しましょう。

<2位 本・マンガを読む>
・ひたすら読書しています。狭くて読書なんてできないかと思いましたが、案外普通に読め、小説の世界に没頭できるため時間があっという間に過ぎていきます(20代 男性)
・漫画アプリを読んでいる(30代 女性)
・本を読む。スマホゲームやネットサーフィンは目や頭が疲れそうなのでしない(50代 女性)

読書好きの人にとっては、ストレスの多い通勤時間が、本の世界に浸れる時間に変わります。またビジネス系の本を読むなど、通勤時間を勉強の時間にしている人も多いのではないでしょうか。

ただ混雑している場合には、本を広げることで周囲の迷惑になってしまうことも。本を読むスペースがない場合は、オーディオブックもおすすめです。

<3位 寝る・目を閉じる>
・目を瞑り、あまり呼吸を深くしないでやり過ごす(30代 女性)
・目を閉じて、周りを見ないようにします(40代 男性)
・寝る。寝てしまえばすべてが気にならない(40代 女性)

座れたら寝るという人も、立ったまま目を閉じるという人もいました。周りからの視線や周囲のマナーが気になってしまう場合は、イライラしないために、目を閉じて情報を遮ってしまうのも有効な方法でしょう。

【調査概要】

調査対象:電車通勤の人
調査期間:2024年5月28日〜6月4日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性294人/男性206人)
回答者の年代:10代 1.8%/20代 22.0%/30代 36.2%/40代 25.6%/50代 11.4%/60代以上 3.0%


AlbaLink
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(マイナビ子育て編集部)

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