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2025年03月24日 07:17 更新

【体験談】子どもが胃腸炎に!病児保育・ベビーシッターをフル活用した共働き夫婦の11日間

働くママ・パパにとって大変なことの一つが「子どもの急病」。病気や症状によっては数日間休まなければならないこともあります。かといって、仕事に穴をあけられない……。今回は、ワーママのさえきちさんが実際に体験した「病児保育・ベビーシッターを活用した仕事・育児の両立」について紹介します。

【体験談】病児保育をフル活用して仕事と育児を両立させた2週間の記録

今回は、子どもが胃腸炎になり、病児保育を利用した私の体験をお伝えします。

仕事と育児の両立をしていると、急な子どもの病気にどう対応するか悩むことが多いですよね。

私も今回の経験を通じて、病児保育の重要性と家族や職場のサポートの大切さを改めて感じました。

この記事では、その経験をシェアし、これから病児保育を利用するかもしれないワーママ・ワーパパに役立つ情報をお届けします。

この記事はこんな人におすすめ
・病児保育の利用を検討しているけれど、具体的な体験談を知りたいワーママ・ワーパパ
・仕事と育児の両立が難しく、病児保育を上手に活用する方法を探しているワーママ・ワーパパ
・ベビーシッターや病児保育を利用して、急な子どもの病気にどう対応するか悩んでいるワーママ・ワーパパ

どんな2週間を過ごしたか

この2週間は、子どもが体調を崩し、仕事と育児の両立に追われた日々でした。パパが保育園からの呼び出しに対応し、私は在宅勤務に切り替えて子どもの世話と仕事を両立。ベビーシッターや病児保育も活用しましたが、空きがない日もあり、自宅保育が続く中での仕事は特に大変でした。夫婦で協力しながら乗り切り、なんとか仕事と育児のバランスを保つことができました。

1日目: お迎え要請

火曜日(19日)
・出来事: 保育園から子どもが下痢の症状を示しているとの連絡が入り、パパが会議を途中で抜けてお迎えに行きました。
・状況: ママ(私)は会議のため出社中で対応ができませんでした。
この日は、突然の連絡にパパが急遽対応。私(ママ)は会議で対応できず、仕事と育児のバランスを取る難しさを痛感しました。

息子の胃腸炎が始まったのは、ある平日の朝でした。いつも通り登園させたのですが、昼過ぎに保育園から……

Lazy dummy

保育園の先生:
下痢が続いているのでお迎えに来てもらえませんか?

との連絡が……。

私は会議中で抜けられない!

パパに連絡して、なんとか会議を抜けてお迎えに行ってもらいました。息子が心配で落ち着かない1日でした。

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会議を抜けられない……帰りたい……
パパ迎えに行けたかな……
息子の体調は大丈夫かな……

その日はかかりつけ医がお休みで病院に行けず1日家で様子を見ることになりました。

2日目:病院、自宅保育

2日目: 水曜日(20日)
・出来事: 子どもを病院に連れて行き、その後は自宅で保育を行いました。
・状況: パパは出社、ママ(私)は在宅勤務に切り替え、社内の打合せを変更して対応しました。
病院で診察を受けた後、自宅での保育。私は在宅勤務に切り替え、子どもの世話をしながら仕事を進めました。

会社への報告

すぐにチャットで上司や部下に報告し、息子の状況を共有。息子を通院させるため、在宅勤務に切り替えて午前中に病院へ連れて行きました。

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すみません息子が体調不良で通院のため午前休をいただきます……
午後からは在宅に切り替えて対応します(汗)

Lazy dummy

上司:
お大事にしてください!

Lazy dummy

部下:
何かあったらチャットで連絡します!

病院での診察

朝9時から診察が始まるので、少しでも早く診てもらいたくて、8時半には出発。小児科の入り口でスタンバイしました。

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他にも同じように子連れの親子が並んでいて、みんな大変……お互いがんばろう

とガッツを送る……

かかりつけ医に診てもらうと、やはり胃腸炎との診断でした。

病児保育が満員……

病児保育に預けようと、市内にある2つの病児保育に連絡するも、どこも満員で受け入れは難しいとの返答。

病児保育のスタッフからは、利用するためには医師に「病児保育のための診療情報提供書(※)」を書いてもらう必要があると教えてもらい、明日もまた病院へ行くことになりました。

「病児保育のための診療情報提供書」がないと病児保育のキャンセル待ちもできないとのこと……。

その日は結局、自宅で子どもの様子を見ながら看病することに……。

息子の機嫌が悪く、家で仕事をするのはとても難しい状況でした。

※編集部注:基本的に、病児保育利用時は医師の診断が必要です。病児保育を利用するために必要な医師記入の書類は「医師連絡票」「病児保育利用連絡書」など、医療機関や自治体などにより名称は異なります。

3日目: 再び病院、自宅保育

3日目: 木曜日(21日)
・出来事: 再び子どもを病院に連れて行き、その後自宅で保育しました。
・状況: パパは在宅勤務に切り替え、ママ(私)は新幹線で出張に。
この日は私が出張で不在だったため、パパが在宅勤務で子どもの世話を担当。家庭と仕事の両立が求められる1日でした。

昨日に続き、再び病院へ。

かかりつけ医に「病児保育のための診療情報提供書」書いてもらい、やっと病児保育の利用手続きをしました。

相変わらず病児保育の空きはなくキャンセル待ち状態……。

この日は私が出張だったため、パパが在宅勤務に切り替えて自宅保育での1日を過ごしました。

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そもそも病児保育が市内に2つしかないのが足りなさすぎる……

4日目:自宅保育、ベビーシッター手配

4日目: 金曜日(22日)
・出来事: 自宅で保育し、ベビーシッターを手配しました。
・状況: パパは在宅勤務に切り替え、ママ(私)はセミナーに参加しました。
ベビーシッターを利用しながら、お互いのスケジュール調整が重要な日となりました。

私は外部のセミナーに参加するために終日家を空ける必要があり、夫に在宅勤務に切り替えてもらいました。

息子はギャンギャンぐずっており、常に見ていなければいけない状況……。

オンラインで会議に参加予定でしたが

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これでは会議でまともな発言ができない……

ということで、急遽ベビーシッターを呼ぶことにしました。

パパが市のホームページに載っているベビーシッターの会社に片っ端から連絡をして午後から来てもらいました。

5日目・6日目: 休み

5日目: 土曜日(23日)/6日目: 日曜日(24日)
・出来事: 家族でお休み。
・状況: 特に仕事の予定もなく、家族全員でのんびりと過ごしました。
説明文: 忙しい平日を乗り越えた後の週末は、家族でリフレッシュする大切な時間でした。

夫婦で交代しながら子どもを看病……。

7日目: 病院、病児保育

7日目: 月曜日(25日)
・出来事: 子どもを病院に連れて行った後、病児保育に預けました。
・状況: パパは出社、ママ(私)は息子の対応をした後に在宅勤務を行いました。
病児保育を利用することで、仕事と育児のバランスを取りました。息子の体調を見ながら在宅勤務に切り替えました。

先週書いてもらった「病児保育のための診療情報提供書」の保育期間が切れたため再び病院へ行きました。

月曜日だったためか、その後は病児保育へ預けることができました!

お迎えの時間がいつもの保育園よりも早かったため、在宅に切り替えて自宅で仕事をしました。

8日目:病院、自宅保育

8日目: 火曜日(26日)
出来事: 子どもを病院に連れて行った後、自宅で保育しました(病児保育の空きがなかったため)。
状況: パパは出社、ママ(私)は在宅勤務。
病児保育の空きがなく、やむを得ず自宅で保育を続けました。仕事との両立がさらに難しい日でした。

この日も病院へ行った後、自宅で保育。なぜ病院に行ったか思い出せず……。

病児保育の空きがなく、自宅での看病が続きました。

9日目: 病院、病児保育

9日目: 水曜日(27日)
・出来事: 子どもを病院に連れて行った後、病児保育に預けました。
・状況: パパは在宅勤務、ママ(私)は出社。
・説明文: 病児保育が利用でき、私(ママ)は安心して出社できました。パパも在宅勤務でサポート。

またまた病院へ行って、今日は病児保育に預けることができました。

夫は在宅勤務。私は久しぶりに出社。病児保育のスタッフの方々に本当に感謝です。

10日目: 病児保育

10日目: 木曜日(28日)
・出来事: 子どもを病児保育に預けました。
・状況: パパは出社、ママ(私)は在宅勤務。
病児保育に預けている間、私(ママ)は在宅勤務で仕事に集中しました。

そのまま病児保育へ。息子も少しずつ元気に。

夫は出社。私は在宅勤務で、仕事に集中できました。病児保育のありがたさを実感!

11日目: 病院、病児保育

11日目: 金曜日(29日)
・出来事: 子どもを病院に連れて行った後、病児保育に預けました。
・状況: パパは出社、ママ(私)は在宅勤務。
子どもが少しずつ回復していく中、病児保育を利用して仕事との両立を図りました。この日も在宅勤務で対応。

最後の診察を終えて、再び病児保育へ預けました。ようやく息子も回復の兆しが見えてきました。

夫は出社。私は在宅勤務で一日を終えました。これで一安心!

この2週間、本当に大変だったけど、なんとか乗り切れました。共働きだとこういう時に本当に大変で、でも周りのサポートや病児保育、ベビーシッターさんに頼ることで乗り越えられたと思います。ママたちも、無理せず頼れるものは頼ってくださいね!一人で抱え込まず、周りの助けを借りることが大切です。

共働きママ・パパが子どもの急病時に抑えておくべきポイント

1. 夫婦での連携を強化

この2週間、パパとママ(私)の連携が非常に重要でした。お互いのスケジュールを調整し、どちらがどのタイミングで子どもの対応をするかを綿密に打ち合わせました。特に、パパが在宅勤務や会議を途中で抜けてお迎えに行ってくれるなど、臨機応変に対応してくれたおかげで乗り越えることができました。

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事前にスケジュールを共有して、どんな状況にも対応できるように話し合っておくと安心だよ。

2. ベビーシッターと病児保育の活用

病児保育が満員で利用できない日もあったため、ベビーシッターを手配してなんとかしのぎました。また、病児保育が利用できる日には迷わず予約し、少しでも負担を軽減できるように工夫しました。特に、パパがベビーシッターのサポートを受けながら在宅勤務をしてくれたことで、ママ(私)も安心して仕事に集中できました。

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病児保育の予約が取れなかったときは本当に焦ったけど、ベビーシッターの存在が助けになったよ。

3. 自分自身のスケジュール調整

どうしても出張や重要な打ち合わせが避けられない日は、打ち合わせのスケジュールを再調整したり、可能な限り在宅勤務に切り替えるなど、自分のスケジュールを柔軟に調整しました。例えば、子どもが病気の日は社内の打ち合わせを延期したり、オンラインで参加することで乗り切りました。

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特に仕事が忙しいときは、在宅勤務や打ち合わせの再調整を積極的に取り入れて、無理なく育児と仕事を両立させる工夫が必要だね。

4. 心の余裕を持つための工夫

このような状況では、どうしてもストレスが溜まりがちです。そこで、週末には家族でゆっくり過ごす時間を作り、リフレッシュすることを心がけました。また、夜には短い時間でもリラックスできる時間を確保し、心の余裕を保つように努めました。

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疲れが溜まりやすい状況だからこそ、心の余裕を保つことが大事だなって思ったよ。

5. 事前準備の大切さを再認識

今回の経験から、病児保育やベビーシッターの手配は早めに行うことの大切さを再認識しました。事前にしっかりと準備をしておくことで、急な状況にも対応できるようにすることが、ストレスを減らす鍵だと感じました。

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今回の経験で、準備の大切さを改めて感じたよ。病児保育やシッターサービスを事前に登録しておくだけじゃなくて、利用方法や手続きの流れを把握しておくことが、急な対応でも落ち着いて対処するコツだね。

まとめ

病児保育やベビーシッターを利用することで、仕事と育児の両立が少しでも楽になります。

しかし、空き状況や費用の問題もあり、事前の準備が重要です。家族や職場との連携をしっかり行い、無理せずに頼れるものは頼ることで、ストレスを軽減しましょう。

これから病児保育を利用するワーママたちが、この体験を参考に、少しでも安心して仕事と育児を両立できるよう願っています。

頑張る皆さんを応援しています!

(文:さえきち)

さえきちさん

30代・都内でフルタイム勤務のワーママ。1人目復帰時はノルマに追われて出張が多い日々……現在2人目の育休中。
キャリアアップを目指したいけど育児と家事の両立が大変で迷走中。
時間がなくて忙しいワーママでもストレスフリーに暮らせる方法を探してます!

ブログ:時短・効率重視のワーママライフ!育児とキャリアの両立BOX

※本記事はさえきちさんのブログ「時短・効率重視のワーママライフ!育児とキャリアの両立BOX」から記事を転載し、一部を編集のうえ掲載しました

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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