育児絵日記が今人気!出産・子育て日記書き方のコツ
子供の成長はあっという間。今この一瞬のかわいい姿を記録しておきたいと思うとき、おすすめなのが育児絵日記です。イラストは苦手というママもいるかもしれませんが、コツさえつかめば大丈夫!ここでは思い出に残る育児絵日記の描き方をご紹介します。
育児絵日記って? どんなことを書くの?
子供ができるようになったことや、どんなものを食べたか、体調などを記録する育児日記。それに絵をプラスすることで、より具体的な表現が可能となります。写真で残してもいいのですが、イラストを添えると写真とは違った味わいのある日記になりますよ。
育児日記に書く主な内容
「これを書かなければならない」という決まりはありませんが、お出かけやイベントなど特別な時の出来事はもちろん、子供がお気に入りでよく着ている洋服、大好きなおもちゃ、マイブームの絵本やテレビ番組などを書いておくと、よい思い出になります。お食い初めや誕生日などのイベント、お出かけ先で食べた食事なども記録しておきましょう。
また、子供がいると何かと頂き物があるもの。誰から何を頂いたか後から確認できるように、プレゼントされたものを書いて残しておくと便利です。お友達の子供にプレゼントをするときも参考にできますよ。
書くことがないときは?
「今日はお出かけしなかった」「だらだらと1日過ごしてしまった」ということもあるはず。書くことが思い浮かばないというときは、食事の内容を書いてみてはいかがでしょうか。食べ物の好みはいつの間にか変わっていることが多いので、後から読み返して「あの頃はこんなおかずが好きだったんだ」と気づくことがあるかもしれません。
また、子供の言い間違いや勘違い、「どうして〇〇なの?」と質問されたこと、面白い寝言もメモしておいてもいいでしょう。
出産・子育てを記録に残すメリット
イラストで出産や子育ての記録を残すことで、どのようなメリットがあるでしょうか。今は手軽にスマホで写真が撮影できますが、少し時間を使ってイラストを描くと、記憶にしっかりと刻まれそうです。他にも次の育児の参考になるなどさまざまなメリットがありますよ。
思い出になる
まず一番のメリットは、「思い出に残る」ということではないでしょうか。写真を撮っただけではすぐ忘れてしまうような細かなエピソードも、ちょっとしたイラストや軽いフキダシを使って表現するだけで、印象深いものになります。後で読み返してみて、思い出がより鮮明によみがえってくるはず。
ママのストレスをぶつけられる
子供は可愛いけれど、言うことを聞かなかったり、なかなか泣き止まなかったりが続くと、ママのストレスもMAXに。そんな時は育児絵日記で、口には出せない思いをぶちまけるのも一つの方法です。「なぜ泣きやまないの?」「ワガママばっかり!」といった悩みを文字にしたり、大泣きしている自分の顔を描いているうちに、気持ちが鎮まってくるかもしれません。ストレスも吐き出すこともでき、思い出にも残ります。
次の子供の育児の参考になる
離乳食の進め方やトイレトレーニングなど、覚えているつもりでもすっかり忘れてしまったことも多いはず。そうならないためにも、育児絵日記でしっかり記録しておきましょう。子供がどのような食べ物を食べていたか、卒乳のときはどうしていたか、トイレトレーニングの様子、病気だったときどのような看病をしたかなどを記録しておくと、次の子供の育児の参考になります。
絵日記を書くのが難しい……イラストのコツ
さまざまなメリットがある育児絵日記ですが、実際にノートに向かってみて「うまく描けない……」と挫折してしまうケースも少なくありません。絵を描くことが苦手な人でも取り組みやすいイラストのコツをまとめました。
子供のキャラを決める
まずは子供を描いてみましょう。難しく考えず、〇(マル)の中に目と口を描いてみます。線と点だけで、できるだけシンプルに描くのがコツ。目やまゆ毛、口の形を変えるだけで、いろいろな表情を付けることができます。続いて顔に簡単なラインを引いて、髪の毛を書いてみましょう。
できるだけシンプルに
体は顔よりも小さく描くと、小さな子供の雰囲気が出ます。手足を書くのが難しい場合は、胴体に棒線を付けた単純な形でもいいでしょう。できるだけママが描きやすく、毎日続けて描いても負担にならないよう、シンプルにするのがコツです。
シンプルにすると、ちょっとした線の変化でバリエーションが広がります。髪型のラインを変えたり、顔を縦長の楕円形にしたりおにぎり形にしたり、眼鏡をかけさせたりするだけで、他の登場人物の出来上がりです。
吹き出しは線で書くと簡単
セリフを描くとき、漫画では「フキダシ」を使いますが、囲まず簡単な線で描けばより楽に描けます。キャラクターの周囲にセリフを描いて、登場人物から発せられているように簡単な線を入れれば完成。大声や泣き声を表現するときはギザギザ線、心細いときは細かな波線など、さまざまな変化をつけてみましょう。
まとめ
あれこれ買い揃えなくても、ノートが一冊とペンさえあれば、すぐに始めることができる育児絵日記。絵に自信はなくても、シンプルな丸と線だけで顔を描いてみましょう。描き続けることによってどんどん絵も上達してくるかもしれません。数年後、ママの愛情いっぱいの絵日記を子供と読み返すのも楽しみですね。のんびり始めてみてはいかがでしょうか。