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2024年11月07日 11:39 更新

約8割の母親が「マミーギルト」を経験。「理想の親の姿と今の自分にギャップを感じる」も7割

手作りおかずの宅配サービス「つくりおき.jp」を運営するAntwayは、11月19日の「いい育児の日」に向け、全国800名の母親と父親を対象に、理想の母親・父親像、子育てにおける葛藤、行政に求める支援策などについての調査を実施しました。

あなたが思う「いい父親」「いい母親」とは?

あなたが思う「いい父親」「いい母親」とは?

「あなたが思う『いい母親』『いい父親』とはどんな人ですか」という質問に対し、母親・父親の双方に共通して「家族との時間を大切にする」「子どもの話をよく聞く」という特徴が挙がりました。

一方、母親には「笑顔・明るい」(55%)、「やさしい」(53%)、「家事・育児ができる」(47%)といったイメージが多く、父親には「頼りがいがある」(55%)、「経済力がある」(51%)、「責任感がある」(48%)といった特徴が上位に挙がりました。

依然として、理想の父親・母親像には性別による役割意識が見られます。

理想の母親・父親の著名人はだれ?

理想の母親・父親の著名人はだれ?

アンケートで「理想の母親・父親」を調査しました。

「理想の母親」には松嶋菜々子さん、辻希美さん、杏さんがトップ3に選ばれ、「理想の父親」では反町隆史さん、杉浦太陽さん、所ジョージさんが選出されました。

ちなみに1位と2位は、夫婦揃ってのランクインとなっています。

母親の約7割が「理想と現実のギャップ」を経験

母親の約7割が「理想と現実のギャップ」を経験

さらに、「理想の母親・父親との姿と、現実にギャップを感じたことはありますか」という質問に対しては、母親の67%が「ある」と回答。父親(53%)よりも高い結果になりました。

母親が子どもに抱く罪悪感「マミーギルト」、経験ありが約8割

「マミーギルト」、経験ありが約8割

「子どもに対して罪悪感を感じたことがありますか」という設問では、母親の77%が「ある」と回答。父親(56%)よりも罪悪感を抱きやすい傾向が見られました。

罪悪感を感じる場面、「感情的に叱ってしまったとき」が73%

母親が子どもや家族に抱く罪悪感のことを「マミーギルト」といいます。

罪悪感を感じる場面としては、「感情的に叱ってしまったとき」(73%)や「子どもに厳しくしすぎたと感じたとき」(52%)など、叱り方に関するものが上位に挙げられました。

また、「忙しさで子どもの話を聞けなかったとき」(49%)や「子どもと十分な時間を過ごせなかったとき」(42%)など、時間的な余裕のなさも要因となっているようです。

家事や育児の負担が減れば「子どもを持ちたい気持ちが高まる」が7割

国や自治体に期待される支援策、「経済的支援の拡充」が最多

国や自治体に期待される支援策としては、「経済的支援の拡充」(57%)が最も多く挙げられ、「仕事と子育てを両立できる職場環境の整備」(44%)や「家事支援サービスの助成(家事代行や食事宅配サービスなど)」(19%)も上位に挙がりました。

共働き世帯が増加する中で、仕事と家事・育児の両立を支える具体的な支援策が強く求められていることがうかがえます。

家事や育児の負担が減れば「子どもを持ちたい気持ちが高まる」が7割

さらに、「家事や育児の負担が減れば、『子どもを持ちたい』という気持ちは高まると思いますか」との問いには、女性の73%、男性の70%が「高まる」(「高まる」と「やや高まる」の合計)と回答しました。

合計特殊出生率が過去最低を記録する現状において、家事・育児の負担軽減が出生意欲を高める一助となる可能性が示唆されています。

【調査概要】

調査期間:2024年10月
調査対象者:全国20歳〜50歳男女
有効回答数:男性400人、女性400人
調査方法:インターネット調査
出典元:つくりおき.jp/Antway調べ
※小数点以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはならない場合があります。


Antway
https://antway.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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