子どものしつけ、どうしてる? ママたちの尽きない悩み【癇癪・食事のマナー・叱り方】
子育て中に避けて通れないのが、子どものしつけ問題。食事やトイレのマナーから、お友だちとの関わり方、公共の場所での立ち振るまいなど、教えることが山ほどあります。でもなかなかうまくいかないのが現実! しつけに関するママたちの悩みを教えてもらいました。
癇癪を起こす
子どもが道に寝転がって手足をジタバタさせる、怒って泣きながら地団太を踏む、抱っこしてものけぞって泣き続けるなど、気持ちのコントロールが上手にできずに感情を爆発させるのが「癇癪(かんしゃく)」です。
特に幼児の場合、自分の気持ちを言葉にするのが難しいので「しつけでなんとかしよう!」とがんばりすぎると親もヘトヘトになってしまいますよね。
食事の仕方
偏食や小食は個性によるので仕方がないとしても、基本的なマナーはしっかり教えたいところ。特に歩き食べは、のどに食べ物を詰まらせたり、口にくわえたカトラリーでケガをしたりと、事故に繋がるケースもゼロではありません。
どうしてマナーを守らなければいけないのか、説明しても小さい子どもは理解できないことが多いので、繰り返し言って聞かせることが大切です。いとこやお友だちのお兄さん・お姉さんとご飯を一緒に食べたときに、「座って食べるとかっこいいね!」と伝えてみるのもオススメです。
遊びのルール
子どもの遊びは、さまざまなことを経験して成長するための機会なので、過剰に叱ったり制限したりすることはなるべく避けたいですね。ケガもひとつの経験で、自分ができること、できないことを知るきっかけになります。ただし、交通ルールだけは別です。大ケガに繋がりかねないので、絵本などの教材を利用して教えていきましょう。
問題なのが、お友だちとの揉めごと。これも必要な経験ですが、同じ考えのママたちばかりではないことが悩みのタネです。
どのくらい叱ればいいの?
しつけをするとき、自分が必要以上に叱ってしまっているのではないか、と悩んでいるママはたくさんいます。ほかのママを見て、「あんなに叱らなくていいのに……」と感じることもありますね。
でも、子どもの普段の生活や個性、叱るまでの経緯は人それぞれ。何度も繰り返すいい加減な言葉かけより、1回でビシッと叱るほうが効果的な場合もあります。コツは、子どもの顔をしっかり見て、その場で、行為のみを叱ること。過去のことを持ち出す、人格否定をするような叱り方は避けたいものです。
命に関わること以外で冷静になれないほど子ども叱ることがあったら、自分自身が疲れている証拠。まずは自身のメンタルケアを!
まとめ
子ども自身のためはもちろん、「将来他人に迷惑をかけないように」「周囲に不快感を持たれないように」といった意味でしつけに悩んでいるママが多く見受けられました。どのコメントも、子どもを思う親心と言えるかもしれません。
ただ、現段階で子どもができない・理解していなくとも、子どもの身体と心の成長によって悩みが解消されることもあります。ママ自身もときには周囲に愚痴をこぼしながら、追い詰めすぎずに子どもの成長を見守ってくださいね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月27日~5月15日
調査人数:155人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)