離乳食の十五夜メニューに迷ったらコレ!離乳期ごとの簡単レシピ4つ【管理栄養士執筆】
2022年の十五夜は9月10日です。まだ暑さが残る時期ですが、離乳食に十五夜メニューを取り入れて秋の訪れを親子で感じるのも楽しいですよ。離乳期ごとに4つのレシピをご紹介します。「せっかくだから行事食にしたいけど手の込んだメニューは難しい……」という方にぴったりの簡単なレシピなので、参考にしてくださいね。
離乳初期>>月とうさぎの卵がゆ
10倍がゆはトロトロにしすぎると形が作れないので、水分量を減らして作るのがポイントです。食べさせる時は10倍がゆと卵黄ペーストを混ぜて、トロトロの状態にして与えてあげてください◎
■材料(約1回量)
・10倍がゆ(つぶし) 30g
・固ゆで卵の卵黄 1/2個
■準備するもの
・つまようじ 1本
・スプーン 1本
■作り方
① 固ゆで卵の卵黄はつぶし、湯冷まし(分量外)を合わせてペースト状にする
② ①を皿に盛り、その上にスプーンで10倍がゆを丸く落とす(うさぎの顔の部分)
③ つまようじに乗せるように10倍がゆをとって、うさぎの耳部分を作る
なお、このレシピでは卵黄を使用していますが、卵はアレルギーが気になる食材の1つなので、おかゆや野菜が慣れてきてから試し、徐々に増やしていきましょう。進め方や初めて与えるときのポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています。
離乳中期>>さつまいものお月見団子風
煮ることで水分の多いお団子になり、離乳中期の赤ちゃんでも、もぐもぐして飲み込みやすくなります!
■材料(約2回量)
・さつまいも 1/3本
・片栗粉 小さじ1
・バター 少々
・水 大さじ2
・砂糖 少々
・しょうゆ 数滴
■作り方
① さつまいもは皮をむいてつぶし、しっかりゆでてつぶす
② ボウルに①と片栗粉を加えてしっかり混ぜたら6〜7個に丸め、上をつぶして平たくする
③ フライパンにバターを熱し②を入れ、弱火〜中火で両面焼く
④ 水、砂糖、しょうゆを加えて、少し照りが出るまで煮詰める
離乳後期>>手づかみきなこおはぎ
軟飯がやわらかくて成形しにくい場合は、スプーンできなこの上に落として、バットを揺すってから成形すると簡単にまとまります♪
■材料(約1回量)
・軟飯 80g
・きなこ 大さじ1
・砂糖 少々
■作り方
① バットにきなこと砂糖を入れて混ぜ合わせておく
② 軟飯を手で持ちやすい俵型に握って①の上に置く
③ バッドを左右に振ってきなこをまぶす
完了期>>大人も楽しめる!さつまいもご飯
秋~冬に旬を迎えるさつまいも! さつまいもの皮をむくことで、赤ちゃんも大人も一緒においしく食べられます◎
■材料(作りやすい分量)
・米 2合分
・さつまいも 1本
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・塩 小さじ1
■作り方
① 米は洗って炊飯器に移す
② さつまいもは皮をむいて、1cm角に切る
③ ①に酒、みりん、塩を加え、2合のメモリまで水を入れる
④ ②を入れて炊飯器で通常炊飯する
(レシピ考案・撮影:谷岡友梨 先生)